タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ+アジアのお寺~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算16年目。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

〖アジアのお寺〗ソウルで心のよりどころとなってくれた運命のお寺

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奉恩寺(ポンウンサ)韓国

アンニョンハセヨ。

@yayoiです。

 

2005年からタイに住んで、タイでお寺に通うことが

習慣になった私は、その後、タイから移動した

シンガポールでもタイ寺をたまに訪れ、

次にシンガポールから移動したソウルでは、

家から比較的近くにあった奉恩寺(ポンウンサ)に

足を運ぶようになりました。 

 

 

 

 

韓国のお寺に思いきって入って行ってみた!

 

初めは前の通りを通るバスの中から大きな仏像を

遠目にみながら、いつ中へ入ってみようかと

躊躇していたのだけれど、ある日、思い切って一人で

入って行ってみました。

なぜなら、その日は母の命日だったから。

2013年の2月のある寒い日のことでした。

 

バス通りから遠目に見える弥勒菩薩像です。

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ちょっと近寄って撮影しました。

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入口です。

この向って左側は大きな駐車場の入り口になっています。

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真如門(チニョムン)と呼ばれる山門です。
寺の入り口にあたる真如門
 
名称は真理を求めることを意味するそうです。

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法王楼という建物の下をくぐって本堂(大雄殿)に向います。

真如門から大雄殿に向けて直進する参道の中ほどに

位置しています。

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こちらの大雄殿には阿弥陀様とあわせて

三体の金の仏像が安置されています。

堂内は撮影禁止です。

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私が行き初めてから数年は、この大雄殿の前に

阿弥陀様の大きな曼荼羅がかけられて

おおわれていましたが、ある時期から

それが取り払われていて、今は伽藍全体が

見えるようになっています。

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石塔が見えるようになっています。 

石塔の後方に見えているのは大雄殿です。

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法王楼を左手に全体を大雄殿を遠くから撮影しました。

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お堂はいくつかあって、1856年に建てられた境内で最古の、

経典を刻んだものが置かれている板殿もあります。

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1000年以上の歴史を持つ仏教のお寺です。

近くにCOEXモールもある都会の中にあり、

お寺の周囲はほとんどビルばかりです。

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季節を感じるお寺!

 

このお寺は行く時期によってさまざまな姿をみせてくれ、

ここに来ると1年の季節を感じると同時に

とてもゆっくりした時が流れているのを

感じる癒しのお寺です。

 

春の真如門です。

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ブッダのお誕生日のころ。

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たくさんの人が訪れ、お祭りになります。

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7月ころ訪れると、はすの鉢で埋め尽くされます。

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秋らしくなりました。

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冬に来た時に撮影した梵鐘閣。鐘が収めれています。

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ドラマにも登場した弥勒様!

 

そして、外には大きな弥勒菩薩像。

仏教の世界ではお釈迦様が過去仏なら、

阿弥陀様は現在仏、弥勒菩薩は未来仏とも

いわれる今はまだ修行中の菩薩。

この弥勒菩薩は高さが23mあり、韓国最大。

信者ら約1万人の協力で10年かけて1996年に

完成したそうです。下にいる人と比べると

大きさが一目でわかります。そしてこの弥勒菩薩は

韓国ドラマ『シンイ신의』のロケ地にもなったそうです。f:id:at_yayoi:20181006214929j:plain

 

弥勒菩薩の前にある弥勒殿は、中に入ると弥勒様に向って

窓があり、人々は床に座布団を敷いて瞑想したり、

お経を唱えたり、写経をしていたりします。

もちろん眠っている人も... それは、かなり安心した

安らげる空間であるからだと思います。

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五体投地といわれる最高の礼法!

 

私はこのお寺に来て初めて、韓国の人が仏教の寺で

どのように手をあわせているのかを目にしました。

それは五体投地といわれる最高の礼法です。

 

まず正座から立ち上がりお辞儀をして両膝をつき、

両手をついてお辞儀をするときに

手のひらを上に向け両肘と額をつく。

これを何度も何度も繰り返すのです。

ドラマ『ファン・ジニ』の1番初めにでてくるシーンです。

 

1度はテンプルライフというプログラムにも参加してみました。

数時間のプログラムで、お寺の敷地内をみんなで歩いたり、

紙で蓮の形の提灯を作るという内容でした。

 

このお寺のことは、私が私のアジアの百寺巡礼記を

作ってみようというきっかけになった本、

五木寛之氏の『海外版 朝鮮半島 百寺巡礼』という本の中に

「摩天楼を仰ぐ寺」としてでてきます。

初めて読んだときに、“私がいつも行っているお寺だ”と

ワクワクしたのを覚えています。

 

韓国の仏教は大乗仏教。上座部仏教が主流のタイとは

仏教の宗派も、お寺のたたずまいもだいぶ違うけれど、

ソウルに住んでいた5年間、私はこの寺によく足を運び、

タイのお寺のみならず韓国の仏教やお寺にも興味を

もつようになりました。

 

当時、蚕室(チャムシル)駅の近くに住んでいた私は

三清(サムソン)駅からCOEXモールを抜けてお寺に

行っていました。住んでいる間に9号線が延長して開通し、

現在では奉恩寺駅もあり、アクセスがより便利になりました。

 

私が韓国を去る数か月前、このお寺の前にある

インターコンチネンタルホテルに宿泊する機会があり、

ホテルの部屋からお寺全体が見えたので嬉しく感じました。

高いところからの写真は失礼になるかと思いつつも

撮影してしまいました。f:id:at_yayoi:20181006220238j:plain

 

そしてその日、夜は夜でまたライトアップされた

弥勒菩薩もみることができました。f:id:at_yayoi:20181006220327j:plain

 

 

韓国と日本を結ぶのは半迦思惟像!

 

このお寺にはひっそりと小さな半迦思惟像もあります。f:id:at_yayoi:20181006220527j:plain 

この仏像を初めて見た時は、半迦思惟像と呼ばれる仏像が

あることを私はまだ知りませんでした。半迦思惟像を

知ったのは、後に韓国国立中央博物館で開催された

「韓日国宝半迦思惟像の出会い」という特別展を

見に行った時のことです。

2016年5月24日特別展初日のことでした。

 

展示場の入り口です。

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中の写真撮影ができず、残念ですが、実際に向かい合わせで

展示された二体の仏像を見た瞬間、私の眼には涙が

浮かんでしまいました。

「やっと会えたね」とでもいうように

二体が微笑みあう姿を見たからです。

 

韓国と日本は歴史問題で、政治的にもいさかいが

絶えないように報道されているけれど、

1999年~2001年、2012年~2017年の二回にわたり

この国に住むことで、私は私と韓国の縁を、

タイとの縁と同様、強く感じています。f:id:at_yayoi:20181006222901j:plain

 

でも、それを強く感じるようになったのは、

情深い韓国人の暖かい心に数多く触れたから!

私はこの国が本当にとても好きになりました。 

 

 

 < 奉恩寺(봉은사 ポンウンサ ) >

 

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所在地  서울특별시 강남구 삼성동 73

     ソウル特別市 江南区 三成洞 73

Tel        +82-2-3218-4827     

アクセス  地下鉄9号線奉恩寺(ポンウンサ봉은사)駅

      1番出口 徒歩2分

         地下鉄2号線三成(サムソン삼성)駅 6番出口

       徒歩10分

Website     www.bongeunsa.org

拝観料  無料

 

 

 

 

参考文献、参考サイト

『海外版 朝鮮半島 百寺巡礼』講談社文庫

봉은사ウェブサイト

コネストウェブサイト