ワット・アプソンサワン トンブリー
サワディーカー。
@yayoiです。
このお寺は、以前記事にも書いたワット・
パークナムに行った時に、まずは、ワット・
パークナムの御本堂のある左の方の敷地に行き、
その後大仏塔のある右側の敷地に移動する際に、
路地から見える仏塔が気になり、足を運んだ
お寺です。
その時訪れたワット・パークナムの記事はこちら。
2019年6月に記事に追加、加筆しています。
行き止まりの様な路地をぬけると辿り着く!
こんな路地を入って行きます。
路地の突き当りの方にお寺が見えてきます。
ちなみにお寺の手前を左に曲がると
小さな橋があり、渡ると対岸には
ワット・クンジャンがあるのです。
初めに見えるのが、この建物。
池の中にあるので経殿だと思います。
小さいお寺ながらすばらしい伽藍!
入ってみてわかったのは敷地自体は大きくは
ありませんが、その中は素晴らしい伽藍配置。
御本堂、お堂、仏塔、経殿と思われる建物、
そして菩提樹の木と、すべてがそろっていました。
左から一度に経殿、仏塔、御本堂が見渡せます。
中でも目立つのはずっしり根をはる菩提樹の木です。
こんな素晴らしい菩提樹はなかなか見ることが
できないと思います。
あまりの素晴らしさに、根の所に
近づいて撮りました。
木の根元に、ハートの形の菩提樹の葉っぱが1枚。
その菩提樹の前に仏塔。
ちょっと曲がってピサの斜塔の様な写真に
なってしまいましたが…
曲がっているような気もします...
仏塔の上の部分をズームして撮りました。
菩提樹の前にもお堂があるのですが、
ワット・パークナムの大仏塔の上から
全景を撮ったら煙突が見えたのでメーン
(เมรุ 火葬場)です。
元の名前は “ブタ寺”!
お寺の成り立ちをちょっと調べてみました。
このお寺はパーシージャルーン運河に面していて、
バンコクヤイ運河を船で行き来できるところに
建てられています。
建てた方は、Chin-Uという方だそうで、
お寺は元はวัดหมู(ワット・ムー)
と呼ばれていました。ムーとはブタのことです。
お寺が建てられた当時は、この土地はブタを
飼育していてたくさんのブタが
歩き回っていたそうです。
KingRamaⅢの時代に王族の方によって
新しく建てられ、その後も修復され、
お寺の名前もワット・アプソンサワンと
なりました。
運河に面しているところに
素晴らしい船着場もありました。
今は使われていないのか、鍵がかかっています。
運河の向こうには、ワット・クンジャンが見えます。
敷地内からはワット・パークナムの大仏塔が
見えます。
28躰から成る御本尊!
正面からみる御本堂です。
御本堂の前が囲われていて御本堂が
横長に見えますね。
御本堂のまわりには結界が2枚。
お堂の入口を入ってすぐの所から撮りました。
壁がシンプルな分、天井の絵が引き立ちます。
この28躰がこのお寺の御本尊です。
通常は御本尊は1躰としているようなので
とても珍しいものです。
そして、1番手前の真ん中の1躰がブッダ(現在仏
といわれるようです)。
後の27躰は、ジャータカ(過去仏)
つまりブッダの前世を表しているそうです。
片方の手を膝に、もう片方は地を指す印相の
ブッダで、1躰1躰にお名前があるようです。
御本堂を裏側にまわって撮りました。
御本堂の隣にあるのはたぶん、御本堂と
建築様式が違うのでサーラ―(あずまや)だったと
思うのですが...
仏具などを収納するのに、ガラス窓を
つけたように見えます。
そのサーラ―の後ろにも仏塔がありました。
また、船着場の手前にはきっちりと閉ざされた
サーラ―(あずまや)があります。
こちらにも貴重な仏像が祀られているようです。
ちょっと近寄ってみましたが、
近寄るのを拒否されている感じがしました。
中には仏像がさらにケースに入って祀られていました。
<ワット・アプソンサワン>
ワット・パークナムの大仏塔の上の方から全景を
撮ったところです。
正式名称 วัดอัปสรสวรรค์วรวิหาร
ワット・アプソンサワンウォラウィハーン
所在地
今回の記事は、下記のウェブサイト
https://travel.kapook.com/view79633.html
及び、書籍を参考に書きました。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi