ワット・ヤーンナーワー バンコク
サワディーカ。
@yayoiです。
BTSスカイトレインのサパーンタクシン駅の
ホームから見えるお寺。
友人に誘われて初めて行ったのは2012年のこと。
私が初めてみた風景。どうして船がここに...?
と強い印象をもったお寺でした。(2012年撮影)
船をはさんで左右に当時の国王KingRamaⅨ
ご夫妻の肖像画。
それから行くこと数回。
行くたびに新しい発見がありました。
そんなに敷地が広いとはいえないけど
見所たくさんのお寺なのです。
それで今回の記事は、2012年4月に始まり、
写真の保存がある2019年1月、5月、
11月に撮った写真を混ぜて載せています。
必要な時だけ撮影日をいれています。
サパーンタクシン駅④出口をでて右手側に
ジャルンクルン通りを歩くこと数分。
下の地図では中央の大きい通りを下に向かって
進む感じです。
左手には廃墟で有名な
サトーンユニークタワーが見えてきます。
廃墟だけど上から下げている広告は
見かけるたびによく変わっています。
それを過ぎるとお寺が見えてきます。
- お寺の名前は水牛→船へ!
- KingRamaⅠから伝わる貴重な御本堂!
- 入って行くことができる船、実は仏塔!
- 船の仏塔に祀られているものは...!
- ビックリするほど立派な船着場!
- < ワット・ヤーンナーワー >
お寺の名前は水牛→船へ!
このお寺はアユタヤ時代のころからあり、
元の名をワット・コーククワーイ(วัดคอกควาย)
といい、トンブリー時代になって王室寺院となり
名前もワット・コーククラブ―(วัดคอกกระบือ)
となりました。
コークは家畜小屋という意味があります。
クワーイやクラブ―は水牛。
そしてKingRamaⅢの時に今の名前の
ワット・ヤーンナーワーに
なりました。
道路の反対側に渡って撮った三門です。
3つの出入り口があります。
三門の中央の入り口から入りました。
中央は閉じている時もありました。
(2019年11月撮影)
各門の開閉はこのような門で観音開きにする
ようです。
向かって左の入り口は車両の出入り口のようでした。
三門をくぐって撮りました。
三門をくぐると目の前が駐車場、その奥に
船の形の仏塔、その奥に御本堂があり、その先は
チャオプラヤー川です。
入って左手側は手前から経堂。
その奥に僧房。
一方、入って右手側の1階は現国王の50周年の
記念病院基金の建物のようです。
ここは現在、撮影禁止となっていますが、
中には仏塔が12基ありました。
それは、十二支のお寺が遠くて行かれないので
代わりにここで自分の生まれた干支の仏塔を
参拝すれば同じご利益があるというものだそう
です。
また、他に仏像がたくさん祀られています。
2階は入れないようになっていました。
2012年に訪れた時は1階の中は撮影可でした。
当時はほとんど撮影していませんが、
入り口に大きなラーフ―と
ガルーダに乗ったヴィシュヌ神が
いらっしゃいました。(2012年4月撮影)
その隣は瞑想修行のための建物。
中には仏像や舎利が祀られています。
さらにその先には神社があります。
KingRamaⅠから伝わる貴重な御本堂!
御本堂はKingRamaⅠの時にできたものです。
別の角度から撮りました。
お堂の裏側、川の方から撮りました。
お堂の正面です。
破風の部分です。
まずこの小さな門を入って。
結界があります。
お堂の入り口です。
入口の周囲。かなりの年月、大切に受け継がれて
来たことがわかります。
中に入ってお堂の後方から全体を撮りました。
いつ来ても床のじゅうたんがきれいです。
御本尊に近づいて撮りました。
御本尊がご覧になっている部分です。
天井です。
扉の絵はKingRamaⅢが描かせた貴重なもの。
KingRamaⅠ、KingRamaⅢと時を経て
KingRamaⅩの現在まで受け継がれて
いるのですね。
入って行くことができる船、実は仏塔!
青い空に映える白い船。
本当に水の上を行く船の様に見えますか…?
御本堂を背にして撮った仏塔の裏側です。
裏側から近くによると
本当に水の上にあります!
正面にはこの仏塔を建てられたKingRamaⅢの
像が祀ってあります。
KingRamaⅢはお寺を修復され、一般的な
ストーパ仏塔の代わりに、ジャンク線型の仏塔を
建てられました。
その理由はタイから失われつつあるジャンク船を
後の若い世代に伝えるため。
KingRamaⅢの前には鐘もあります。
さて、いよいよ仏塔の中ですが...
正面向って右側の方にまわると
入り口があります。
頭上注意の入口を入って行くと…
目の前の階段を上がれば
小さい方の仏塔の方に出られます。
ふり返ると大きな仏塔にあがる階段もあります。
さらに上がる階段があり、上がお堂に
なっています。
お堂に通じる階段に立ち、お堂を背にすると
右手側には御本堂が見えます。
左手側には仏塔の前のKingRamaⅢの
後ろ姿と経堂が見えます。
船の仏塔に祀られているものは...!
塔というか船の1番上まで上がってきました。
外から見るとこの部分です。
お堂の入り口の扉です。
お堂の中ではお線香をお供えせずに
こちらでお供えするようです。
小さいお部屋です。
向かって1番左側は仏足石があります。
ブッダに近づいて撮りました。
参拝を終えてお堂を出ると
仏塔が2基見えます。
御本堂も全景がみえます。
仏塔の横に来ると、本当に船のような
造りであることがわかります。
間から三門が見えます。
先ほどと逆側からみたKingRamaⅢの後ろ姿と
記念病院基金の建物とサトーンユニークタワー。
船からでます。
ビックリするほど立派な船着場!
さて、このお寺はBTSスカイトレインの駅から
近いので、船でアプローチするなど
考えてもみなかったのですが…
船着場の方に行って見ると、とてもすばらしい
船着場がありました。
御本堂を右手に見ながら川へと進むと
鐘楼がみえます。
その後ろの駐車場を右手にみながら
さらに進むと左手側に高い建物。
その先が川で右に曲がると船着場見えます。
意外に大きい立派な船着場。
川を通る船から見える船着場です。
2019年5月に船で通りかかった時に
撮ったものです。
朝なので逆光ですが正面から撮りました。
屋根飾りの部分。
そして素晴らしかったのが中の天井。
正面からまっすぐ出ていくとその横には
ブッダが祀られていました。
何か年季の入ったトゥクトゥクが
いたり...のどかです。
港を背に、三門、ジャルンクルン通りに
向かって歩きます。
美しい船の仏塔を何度もふり返って…
今回の参拝は終わりです。
< ワット・ヤーンナーワー >
正式名称 วัดยานนาวา
ワット・ヤーンナーワー
タイ王室寺院第三級に格付けされています。
所在地
今回の記事は
dhammathaiやsite.googleなどの
サイトを参考にして
書きました。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi