タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

30番 エメラルド仏のレプリカがあるお寺(前編)

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ワット・トゥンセティー バンコク

 

サワディーカー。

@yayoiです。

 

何かの記事でみたのですが、

“ ワット・プラゲーウのエメラルド仏の

   レプリカがワット・トゥンセティーに

   ある “と。

 

そこで、早速そのお寺を探してみたら、

まず出てきたのが、コーンケン県にある

ワット・トゥンセティー。

もう1つがバンコクとサムットプラカーン県の

ちょうど境目あたりにある

ワット・トゥンセティー。

そこで、まずはすぐに行けそうなバンコクの

ワット・トゥンセティーから

行って見ることにしました。

 

以前、同じ時期にタイに住んでいた

友人が日本から来て、1か月くらい

滞在していたので、その友人と待ち合わせて

BTSスカイトレインの

バンナー駅からタクシーで行きました。

 

友人とはちょうど1週間前に一緒に

ワット・プラゲーウのエメラルド仏に

お会いしに行ったのですがKingRamaⅩの

お誕生日のセレモニーの後で、

エメラルド仏の礼拝堂には

入れなかったのです。

そこでエメラルド仏のレプリカがあるかも

しれないから、このお寺に行ってみないかと

誘ってご一緒したのでした。

 

高速通りの側道のような店もない通りを通ること

15分ちょっと…

大丈夫かな...と心配になってきたころに

タクシーは左折し、角に表示もありました。

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そのちょっと細い通りを

少し走ったら、またお寺の表示が見えます。

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突き当りに門があります。

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ワット・トゥンセティーの歩き方

 

このお寺は、敷地がそんなに巨大では

ありませんが、見どころが多いので

ゾーンに分けて歩き方を考えてみました。

 

お寺内を大きく4つのエリアに分けて

各ゾーン、建物の順番ごとに

タイ語でもあまり情報がないため、

写真で追いながら歩きます。

 

簡単にお寺の見取り図を作ってみました。

 

グレーの☆は菩提樹。

黄色い☆はガネーシャ。

緑の☆は、エメラルド仏が

祀られているところです。

 

上の見取り図を使って

ゾーンを分けてみました。

ゾーン1 入口付近

(オレンジで囲った部分)

仏像が祀られている開かずのお堂(①)

入口正面のサーラ―(②)

大地の女神トラニーのいる祠(③)

ブラフマーの祠(④)

ガネーシャが2階にいる開かずのお堂(⑤)

細長い開かずのお堂(⑥)

チュンポン王子を祀ったお堂(⑦)

インドラ神の化身の祠(⑧)

 

ゾーン2 T字型のお堂

(黄色で囲った部分)

T字型のお堂入り口付近(⑨)

御本堂に面している部分(⑩)

仏像が祀ってある礼拝堂(⑪)

博物館(⑫)

仏足石の間(⑬)

 

ゾーン3 御本堂の裏手

(青で囲った部分)

神社(⑭)

小さな仏塔(⑮)

4階建ての大きな仏塔(⑯)

祠がいくつかあるエリア(⑰)

 

ゾーン4(緑で囲った部分)

御本堂(⑱)

 

 

ポツンと一軒寺?へのアプローチ

 

門を入るとまるでミニテーマパークのような

赤が目をひきます。

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左手側にはお堂やトラニーや仏像が見えます。

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右手側に行って見ました。

こちら側には三門があり、左右に鬼がいますが…

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愛嬌のある?お顔をしています。 f:id:at_yayoi:20200404204208j:plain

 

門を背に撮った道路です。

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まわりはまだ何もありません。

ポツンと一軒家ならぬポツンと一軒寺のように

思えます。

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このお寺の歴史をネット検索してみましたが

あまり出てきません。

結構、新しいお寺のようです。

 

先ほどの写真にもあるように

周りになにもないのです。

それもそのはず。

このお寺の周りはもともと田んぼで、

収穫がよかったので、人々は口々に

トゥンセティーと呼んでいたそうです。

 

トゥン(ทุ่ง)とは、田んぼ。

セティー(เศรษฐี)とは、豊か、お金持ちの

意味を表すタイ語です。

 

1981年に信仰の深い土地の所有者が、

自分の土地の一部を、お寺を建てるために

寄付しました。

そして初めのうちは僧房として、

ワット・サルットから

高僧や僧侶を招来し、

1986年になってお寺を建てる許可が

下りたそうです。

ここに住み着いている人々のために建てられた

仏教のお寺。

それが、このワット・トゥンセティーです。

 

 

ゾーン①を歩く

 

まずは、オレンジで囲った

入り口付近のゾーンを歩いて行きます。

 

仏像が祀られている開かずのお堂(①)

 入り口にいるのはどなたかわかりません。

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入口正面のサーラ―(②)

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大地の女神トラニーのいる祠(③)

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後ろ側にはカセンネン(ブッダの弟子の一人)。

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ブラフマーの祠(④)

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ガネーシャが2階にいる開かずのお堂(⑤)

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1階には仏像が祀られています。

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2階にはガネーシャが祀られていますが、

階段の途中までしか行かれません。

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そこから撮った御本堂の屋根の部分です。

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ガネーシャを下から撮りました。

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長い開かずのお堂(⑥)

通りがかりにお堂の横の窓から

撮りました。

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このお堂の裏手には

仏塔の様なものが見えます。

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チュンポン王子を祀ったお堂(⑦)

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チュンポン王子はタイのいろいろな

所で祀られています。

以前書いたブログです。

thai-yayoi-buddhism.hateblo.jp

 

インドラ神の化身の祠(⑧)

耳が4つ、目が5つあります。

こちらはインドラ神の化身だそうです。

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ゾーン②を歩く

 

次に歩く黄色で囲ったゾーン②は、

T字型のお堂です。

地図でいうと中央あたりの

お堂と礼拝堂が隣接して建っていて

T字型になっています。

 

お堂入り口付近(⑨)

門に近い入り口の前方からお堂を

撮りました。

このお堂は出入り口が数か所あります。

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お堂の手前にはKingRamaⅩの肖像画が

飾られ、その足元にはガルーダがいます。

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入口から入ったところです。

右手側には曜日ごとの仏像が祀られています。

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その後ろの赤い柵の向こう側にも

さらに仏像が祀られています。

柵の隙間から撮りました。

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ここを正面にお堂は左手側に直角に曲がります。

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左の角には菩提樹が祀られています。

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別の角度から見ると大地の女神

トラニーがここにもいます。

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お堂本堂に面している部分(⑩)

菩提樹のところを曲がると

右手側が礼拝堂。

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左手側は順に...

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上の写真の左はナレースワン王、

中央はタークシン王、右はトンブリー時代の

武人プラヤー・ピチャイダープハックが、

それぞれ祀られています。

 

その隣は、私達は上がりませんでしたが

仏足石が祀られているようです。

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その隣には

奥にガネーシャがいらっしゃいました。

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正面付近にもいろいろ祀られています。

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この後ろが出入口になっていて、

外に出ると、ゾーン1で紹介した

インドラ神の化身の祠(⑦)に出ます。

外側からみたこのお堂です。

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仏像が祀ってある礼拝堂(⑪)

菩提樹の辺りまでもどると

左手側に大きな部屋があり、

正面は礼拝堂になっています。

 

入って右手側に博物館。その横には

オフィスや仏足石の間、会議室が並びます。

博物館の前に祀られている仏像。

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一方、左手側には、エメラルド仏のレプリカ。

大きさが同じかどうかはわかりませんが…

左から順に季節の衣を着ています。

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その先にもたくさんの仏像が祀られています。

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その横は出入り口があり、御本堂の裏側が

見えます。

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そして正面にはたくさん仏像や

高僧の像が祀られていて、

どれもみんな金がたくさん貼られているので

いかにたくさんの方が手を合わせに来ているかが

わかります。

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中央にいらっしゃるのは

ルワンポー・トゥンセティー。

ズームして撮りました。

優しいまなざしに癒されます。

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ルワンポー・トゥンセティーがご覧に

なっている入り口。入ってくる人すべてに

優しいまなざしを注いでくれる気がします。

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博物館(⑫)

博物館は入り口が2か所あります。

片方の出入り口は左右にガネーシャと

エラワンがいます。

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こちらは3つの頭をもつエラワン。

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エメラルド仏の正面にある

出入り口がこちらです。

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このお部屋はたくさんの仏像が祀られ

博物館としているからか、空調がきいていて

出入り口も自動ドアになっています。

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仏足石の間(⑬)

このお部屋もすべてがケースの中に

収められています。

右手側。

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左手側に仏足石などがあります。

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この部屋を出たあたりの

礼拝堂にでている表示です。

この先は会議室もあると表示があります。

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ゾーン①と②を歩きました。

御本堂の裏手にあたるゾーン③と

ゾーン④の御本堂は後編に続きます。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi