タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ+アジアのお寺~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算16年目。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

37番 クレット島への橋渡しをするお寺

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ワット・サナームヌア ノンタブリー県

 

サワディーカー。

@yayoiです。

 

タイを代表する大きな川、チャオプラヤー川は

ピン川とナーン川がナコンサワン県で合流した

ところからチャオプラヤー川と呼ばれます。

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地図をたどっていくとわかりますが、

結構、蛇行していて、中洲がところどころにある

のが見えます。 

アントン県、アユタヤ―などをこえて、ノンタブリー県、

バンコク、サムットプラカーン県あたりの地図を眺めると

大きな島というか中洲のようなところが

二つあります。

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このうちの1つ、バンコクの北側にあるノンタブリー県に

あるのがクレット島(ゴ・クレットเกาะเกร็ค)で、

その島に渡るための小さな船着場があるお寺が

今回のお寺、ワット・サナームヌアです。

 

 

   

 

チャオプラヤー川にある島や中洲とは...?!

 

 

地図でみるとわかる目立つ二つの島というか中洲。

1つはクレット島で、もう1つは河口に近い、

サムットプラカーン県のプラプラデーン郡の一部の

地区がそれにあたりますが、このプラプラデーンの方は、

橋で繋がっています。

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それで、陸路がないという意味での島はクレット島

だけですが、このクレット島は人口の島です。

下の写真に見える蛇行しているチャオプラヤー川を結ぶ

縦の青い部分はラック・クレット運河と呼ばれ、

1722年に掘られたものです。

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そして、昔は川が交通網の中心であり、今でも川は

交通網としての機能を果たしているタイでは、

人が集まるお寺は、川の近くに建てられたので、

ちょっと“ワット”といれて検索しただけでも

この島の周囲にたくさんのお寺があることがわかります。

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このクレット島に渡るための船は、ワット・サナームヌアを

通り抜けたところの船着場からしか出ないので、人々は通常

このお寺に駐車して船でクレット島に遊びに行くわけです。

 

船着場です。平日はほとんど人がいません。

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向こう岸はすぐそこ。クレット島のシンボルともいえる

傾いた仏塔が見えます。

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私は、クレット島を2回訪れたことがあります。

1度目は2018年8月の平日に、BTSスカイトレインの

戦勝記念塔(อนุสาวรีย์ชัยสมรภูมิ アヌサワリーチャイ

サーモ―ラプーム)駅から166番のバスに乗り、

パーククレットというところで降りてお寺まで歩き、

お寺を参拝してから島へ。

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(パーククレットのバス停はありません。)

 

2度目は、2020年9月の日曜日に、BTSスカイトレインの

サパーンタクシン駅まで行って、サトーンの船着場に

アクセスし、ノンタブリーまで船に乗って、そこから

タクシーでお寺に向かい、やはりお寺を参拝してから

島へ。

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平日は人が少ないので、クレット島は店がほとんど

しまっており閑散としていて、お寺も御本堂は

閉まっていました。

 

日曜日は、カフェなどは大変混雑しましたが、島に活気が

あるし、お寺の御本堂も開いていたので、やはり、

このお寺も島も週末や祭日に行くのがよさそうです。

 

今回の記事は私がこのお寺を2回訪れた際にそれぞれ

撮った写真を、あわせて載せています。

 

 

お寺の歴史はわりと新しい!

  

このお寺は、もとはアユタヤ時代からあり、

ビルマによってこのノンタブリー地区が侵略されて

廃寺の様になっていたワット・サナーム(วัดสนาม)です。

 

後に、現在のラッタナコーシン朝になってから、

ラット・クレット運河を掘った後の1829年に

新しく建てられました。

お寺として認められたのは1869年になってからです。

 

お寺の門です。

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門の左右には小さなサーラ―(あずまや)があります。

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門を入って内側から撮った門の様子です。

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門を入ってまっすぐ奥に進めば船着場。

この通路にある盆栽が丸くてかわいい形をしています。

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鐘楼が船着場の手前にあります。

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簡単Mapを作ってみました。

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入って右手側には御本堂と大講堂があり、左手側には

菩提樹の広場とその奥には池の中に仏塔があります。

 

 

池の中の仏塔と菩提樹広場にはたくさんのブッダ!

 

入ると右手側には本堂がありますが、

ふと、左手側をみれば、大きな菩提樹。

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しかもその木の下にはたくさんのブッダが

いらっしゃいます。

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その脇にあるサーラ―をぬけると…

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池と仏塔が見えてきます。

小さな仏塔群はお墓のようです。

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その池を背にすると、先ほどの菩提樹とブッダの

後ろ姿が見えます。

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珍しい仏像のある御本堂!

  

初めて平日に訪れた時は、御本堂も御本堂に向かう

内門も閉まっていました。

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2年後に訪れたら… 開いている!

やっと御本堂に入るお許しを得たようです。

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内門を入って、まず目に入るのは結界です。

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法輪が施された結界が1枚。

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御本堂の外観です。

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隣にある大講堂側からみた御本堂です。

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大講堂と御本堂の間には仏塔がいくつか

あります。

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屋根の三角の部分、破風には仏像が施されています。

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この内門から入ったところは御本堂の裏側になり、

扉と扉の間には座った仏像が収められています。f:id:at_yayoi:20201213172350j:plain

 

御本堂の表側にまわると表側にもまた

仏塔があります。

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その仏塔の横にあるこちらのプラーン(とうもろこし型の

仏塔)の中にも結界が収められているようです。

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御本堂の正面です。

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正面側には立像が収められています。

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ガラスに外の景色が写ってしまいますが、

とても優しいお顔立ちのブッダです。

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今回やっと入ることが許された(?)

御本堂の扉の前です。

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お堂の後ろから撮ったお堂内の様子です。

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御本尊です。

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御本尊の後ろの壁画は、忉利天(とうりてん)に上がった

ブッダが、母のマーヤー王妃に説法をして、降下する場面が

描かれています。

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御本尊の後ろ姿です。

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御本尊がご覧になっている部分の壁画です。

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側面の壁には天人などが施されています。

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実は入ってすぐのところにも小さなブッダが

祀られています。とても特徴ある形をした

ブッダです。

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パーンタベ(ปางตะเบ๊ะ)と呼ばれるこのブッダは、

ブッダの聖髪伝説を表す形のブッダで、400年以上前に

造られたものだそうです。

この形のブッダはタイには3つしかなく、1つはこちらで、

もう1つは偶然にも36番の記事で書いたナコンパトム県の

ワット・プラパトムジェーディーの回廊に。

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残る1つはワット・ボウォン二ウェートにあるそうです。

不思議なことは重なるもので、次の記事は、ワット・

ボウォン二ウェートを書くつもりでしたから、この記事を

書きながら並行して写真の整理をしていました。そこで

すぐさま写真の中を探しましたが、残念ながら、私が撮った

写真の中には見当たりませんでした。

 

ただ、ネット上ではスリランカからブッダの毛髪が招来された

時のニュースが過去にあったようで、毛髪とともに

仏像は一般公開されていないのかもしれません。

 

 

御本堂まわりの建物!

 

 

御本堂の正面、内門の外にあるのはサーラ―と

駐車場です。

御本堂を背にして撮ったサーラ―です。

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サーラーの中の様子です。

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駐車場にも仏塔があります。

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このお寺のサーン・プラプームも

ありました。

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再び、御本堂の裏側にまわります。

御本堂横の建物は大講堂です。1階は博物館です。

Welcomeと書いてありますが、閉まっていました。

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御本堂側から撮った大講堂です。

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この建物は2階建てで大きいです。

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破風に鳳凰が施されていてきれいです。

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ひさし部分にも鳳凰が施されています。

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船着場と対岸からみるお寺の様子!

 

 

クレット島への渡し船の船着場への案内板です。

(クレット島船着場の乗船通路)

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対岸はすぐそこで、対岸の船着場の脇にも

お寺が見えています。

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ズームして撮りました。

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お寺参拝後はクレット島に行きました。その帰りに

クレット島の方から撮ったワット・サナームヌアです。

大講堂が大きくて目立ちます。

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お寺から出発してクレット島に渡り、再びお寺に

戻ってきたところで、今回の参拝は終わりです。

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< ワット・サナームヌア >

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正式名称 วัดสนามเหนือ

 

所在地  24 ถ.แจ้งวัฒนะ ตำบล ปากเกร็ด อำเภอปากเกร็ด

          นนทบุรี 11120

                  24 Chaengwattana Rd, Tambon Pak Kret,
     Pak Kret District, Nonthaburi 11120

 

 

 

今回の記事は、

tourwatthai.com

board.posting.com

pakkretcity.go.th

等のサイトを参考にして書きました。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi