ワット・ニウェートタンマプラワット アユタヤー
サワディーカー。
@yayoiです。
このお寺は、チャオプラヤー川にある
縦長の中州に建てられたお寺です。
このお寺の歩き方として、
お寺を4つのゾーンに分けました。
前編ではお寺の外観を対岸から眺め、
ケーブルでのアプローチと
Aゾーン、Bゾーンを歩きました。
いよいよ今回は布薩堂を参拝します。
ゴシック様式の美しい布薩堂
大講堂として建てられ、現在はKingRamaⅤの
博物館にもなっている建物を過ぎると
いよいよ布薩堂の裏側部分が見えてきます。
すぐ近くにKingRamaⅤの娘の
メモリアルの仏塔があります。
この布薩堂には周囲に囲いがあって、
囲いに結界が設置されています。
ここには、布薩堂を中心に、
仏像や王様の像などがサーラーの中に
祀られています。
まずは中心となる布薩堂を
正面から眺めます。
横から撮りました。
このドームのある塔の部分は、
見張りのための部屋と時計塔となっているのが
見えますが、仏舎利も安置されていて
お寺のジェーディー(เจดีย์仏塔)に
近いものだそうです。
正面からだと上の方を見ても
ドームのある塔の部分は見えません。
中に入ります。
分厚い扉です。
ゴシック様式の美しい布薩堂の
内部です。
壁も薄い美しいピンク。
左右の窓にはステンドグラス。
天井部分ももちろんピンクです。
そして、ご本尊はKingRamaⅣが作らせた
タイでも大切な仏像のうちの1つである
プラ・プッタナルモンタンモパート
(พระพุทธนฤมลธรรโมภาส)という
仏像が安置されています。
御本尊を正面に、向って右側の様子です。
左側の様子です。
御本尊がご覧になっている出入口の
辺りです。
上の方にはKingRamaⅤの戴冠のお姿が
ステンドグラスでかたどられています。
太陽の光が外から、天井からはシャンデリアの
光が。
それらの光を受けて床にガラスの色が
映ります。
美しさに見とれてしまい、
名残り惜しいですが
参拝を終えて外に出ます。
次に歩く東側のサーラー付近から撮った
ゴシック様式の布薩堂です。
布薩堂の東側を歩く
布薩堂を中心に西側と東側には
それぞれにサーラーや仏像が
祀ってあるお堂などがあります。
布薩堂の東側とは初めに川を渡って来た
ケーブルの乗り降り所がある側です。
東側には、KingRamaⅤの像を祀った
東のサーラーと、仏像が安置された
薄いピンクのお堂があります。
東のサーラーです。
西側より少し小さめで、
床は大理石でできたこのサーラーには
KingRamaⅤの二つの像があります。
向かって右側が立像。
左側は騎馬像です。
そしてこのサーラーの近くには、
布薩堂の様なヨーロッパ調のお堂が
あります。
こちらには、雨を乞う形態の仏像が
安置されています。
布薩堂の西側を歩く
一方、西側には
メモリアルロックガーデンと
その隣には、こちらにもまた薄いピンクの
お堂があります。
さらにその隣には西のサーラーと
大きな菩提樹が並んでいます。
まずは、メモリアルロックガーデンと
名づけられた場所です。
ここにはダムロン親王と親王の母、
ディッサクン家の墓地に
なっているようです。
その横にあるもう1つの薄いピンクのお堂です。
こちらには、ナーガに護られたブッダを表す
仏像が安置されています。
その横には西のサーラーがあります。
1885年、KingRamaⅤが王妃の火葬式に使った
火葬殿の一部を、芸術局が復元したもの
だそうです。
中には仏像が祀られています。
このお寺では、ここで僧侶の読経を聞くことが
できるようです。
このサーラーをでて左手の方を見ると
大きな木が見えます。
菩提樹です。
木の下には瞑想するブッダの像。
大きな木です。
これで布薩堂周りの参拝は終わりですが
でもまだまだ敷地が広いお寺です。
最後はお坊さんたちがいらっしゃる
Dゾーンの後編へと続きます。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi