ワット・サマーンラッタナーラーム チャチュンサオ県
サワディーカー。
@yayoiです。
このお寺は、ピンクのガネーシャが有名で
観光地のようになっていますが、
人が圧倒的に少ない布薩堂まわりでは
しっかりと仏教の行事が行われている
仏教寺院です。
とはいうものの、私もガネーシャが大好きなので
Instagramには「ガネーシャパトロール」と題して
みかけたガネーシャをのせたりしていて、
このお寺もガネーシャにお会いしたくて
2回訪れています。
その際有難いことに
仏教行事が行われていて
それを拝見することができ、私に
仏教徒としてお寺に来ているということを
思い出させてくれたのでした。
ワット・サマーンラッタナーラームの歩き方
このお寺は敷地が大きいので、
歩き方を考えてみました。
敷地の中にはお堂、市場やお店、
食堂が一緒に並んでいます。
私も来たときは、バンコクではなかなか
買えないフルーツなどを買って帰ったものです。
布薩堂の近くには学校もあり、
病院も完成しました。
寺院内で地図を見つけることが
できなかったので
GoogleMapを引用して
まずゾーン分けをしました。
このお寺は車でしかアプローチの方法がなく、
駐車場はゾーン①の近くのPとした
2か所だったと思います。
そこで今回、まず前編では、
お寺へのアプローチ部分の
オレンジで囲ったゾーン①を
中編は、仏教寺院ならではの布薩堂周辺の
黄色で囲ったゾーン②を、
後編では、大人気のヒンドゥー教の神々が
いらっしゃる青で囲ったゾーン③を、
それぞれブログ上で歩こうと思います。
ワット・サマーンラッタナーラームの歴史
このお寺は、先ほども書いたように
お堂、市場、病院などが集まり、
近くに住んでいる人が日常的に行くような
お寺だったところが、
ピンクのガネーシャのおかげで
観光地のようなお寺に変わっていった
ようにも思えるのですが、
どんな歴史のお寺なのかを探ってみると、
ある裕福な家族のクンサマーンジーンプラチャー
という方が亡くなられたときに、
亡くなった方に功徳を捧げるという信仰から、
二人の婦人が妹とともに夫の供養のために建てた
お寺だということがわかりました。
1879年にお寺が完成した時
お寺の名前は、
ワット・マイクンサマーンプームナコン
と名付けられました。
(上に書かれているのが ワット・サマーンラッタナーラーム
( )内に書かれているのがマイクンサマーン)
その後、KingRamaⅣの王子でもある
一人の高僧が、バーンパコン川を船で
このお寺にお出ましになり、
お寺の名前をご覧になって
町の名前と合わないことから、
お寺の名前をワット・パイサウェークと
名付けられました。
(バーンパコン川に囲まれているお寺です)
しかし、後にその町はバーンゲーウの町に
合併されたことから、お寺の名前は、
再び建てた人の名前サマーンをいれて
ワット・サマーンラッタナーラーム
(วัดสมานรัตนาราม)に変更されました。
お寺の門です。
お寺の門から、駐車場や
私がゾーン分けしたところまでは
かなりの距離があります。
寺院内の配置図
寺院内の配置図を作ってみました。
記事上の( )内の数字は
この配置図の数字を表わします。
今回の前編では、ゾーン①にある
Golden Rock(①)
サーラー(②)
市場内のヒンドゥーの神々の
サーラー(③)を歩きます。
Golden Rock
まずは、1番門に近い位置にある
Golden Rock(①)です。
タイ語ではプラタート・インクウェーン
(พระธาตุอินทร์แขวน)で、レプリカだと
思うのですが、ここは、②のサーラーのある
広場の奥にあります。
釈迦誕生の場面が施されています。
横に出入口があります。
岩の土台となっている部分に入ります。
中の様子です。
階段をあがって行きます。
岩にたくさんのベルが下がっています。
また仏足石などもあります。
大きさを比べるために立って見ました。
私の身長は150㎝です。
この広場は他にナーガに守られた
ブッダの祠などがあります。
KingRamaⅤやチュンポン王子の
サーラーもあります。
またこの広場の端には病院が完成しました。
新しい仏像の建立も始まっています。
二つのサーラー
Golden Rockの手前にある広場には
サーラー(②)が二つあります。
まずはプラ・ウッパクットや
サンカジャーイを祀ったサーラーです。
もう1つにはメータキアンが宿るという
タキアンの木が祀ってあります。
市場内のヒンドゥーの神々のサーラー
この広場をでて川の方に向かっていくと
道の両脇に市場や屋台が並んでいます。
その市場の中に大きなサーラー(③)
があります。
11月に訪れた時にはここで象さんを
見かけました。
この後の儀式におでましになる象さんです。
このサーラーに祀られているのは、
まずはガネーシャとネズミ。
ヒンドゥー教の神々。
太陽(月)を食べるラーフー。
高僧やアイカイなどが祀られています。
このサーラーの周囲は市場で、
大量のエノキやハスなど
いろいろと売られていました。
通りを挟んで反対側には、カフェや
コンビニエンスストアがあります。
サーン・プラプームもここにありました。
続きます。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi