ワット・サマーンラッタナーラーム チャチュンサオ県
サワディーカー。
@yayoiです。
このお寺は、ピンクのガネーシャが有名で
観光地のようになっていますが、
人が圧倒的に少ない布薩堂まわりでは
しっかりと仏教の行事が行われている
仏教寺院です。
敷地が大きいので、歩き方を考えて
前編では、
お寺へのアプローチ部分の
オレンジで囲ったゾーン①を歩きました。
中編は、仏教寺院ならではの
二つある布薩堂周辺の
黄色で囲ったゾーン②を
歩こうと思います。
ラーフーとエラワン
上の地図上の④の周辺は、
広場の様になっていて、
ラーフーが前にある大講堂と
エラワンの大きな像があり、
エラワンの後ろにサーラーが
あります。
ラーフーの後ろの建物は大講堂です。
そして、大きなエラワンの像があります。
エラワンは3つの頭のある象で、
ヒンドゥー教のインドラ神の乗り物です。
象の足の間を、
左側に1度くぐりぬけるとよくないことが
出ていき、右側に3度くぐりぬけるとよいことが
入ってくるとされています。
エラワンの裏手にあるサーラーです。
中にはブッダや仙人、
ガネーシャやガルーダ、
大地の女神トラニーなどが
祀られています。
ラーフーも祀られています。
ここからだと違う角度のラーフーの像が
二つみえます。
このサーラーを正面にみて、左手側には
古い布薩堂(⑤)に抜ける道があります。
サーラーを右手にみながら進みます。
古い布薩堂と僧房
サーラーの奥が古い布薩堂の裏手に
あたるのですが、そこもまた
小さな広場になっています。
そして、先ほどのサーラーの裏手には
牛さんたちがいます。
牛さんの後ろの建物は僧房のようです。
涼しそうな影の下にお坊さんたちが
座っている姿が見えます。
ここを抜けると、左手側に古い布薩堂の
横側が見えて来ます。
古い布薩堂の前にまわります。
古い布薩堂を前にして振り返ると
新しい布薩堂の裏側部分が見え、
その横は大きな駐車場になっているのが
わかります。
前回訪れた時は、人を寄せ付けないかの様に
閉まっていた古い布薩堂を参拝します。
お堂を前方から眺めます。
破風部分です。
ちょっと斜めの角度から撮りました。
古い結界です。
9つのルークミニットと呼ばれる球体の
結界の球が並んでいます。
雨季の終わりあたりに訪れたのですが、
写真でもわかるように
お堂周りは水はけがよくないようです。
お堂の裏側まで行かれませんでした。
でも参拝は許していただけるようです。
布薩堂の入り口です。
入って後方から撮った布薩堂の中の様子です。
ご本尊です。
天井です。
壁には壁画などはありません。
参拝して外にでます。
もう一度別の角度から撮りました。
静かな布薩堂と対照的な明るい布薩堂
さて、古い布薩堂は私一人で
少し怖いくらいでしたが、
音楽がにぎやかに鳴っている
新しい布薩堂(⑥)の方に移動します。
新しい布薩堂の裏手には
まだできて間もないように
見える学校があります。
この日、新しい布薩堂では、雨季の後の
衣を献上するトートガティンという
儀式が行われていて、すごい人出。
音楽を鳴らしながら布薩堂の周囲を
回る人たちでいっぱいでした。
人がひいた後に横から撮った布薩堂です。
こちらのお堂の結界はお堂に
直接ついています。
隙間から撮った結界です。
入り口の方にまわります。
入り口の階段前にはサーラーがあります。
お堂の入り口です。
入って後方から撮ったお堂の様子です。
ご本尊です。
天井です。
壁は白です。
この写真は儀式の後に撮ったので椅子が
並んでいます。
入り口の横の壁には
寄付された方々のお名前。
布薩堂をでて、お堂を背に右手側にある
駐車場の方を見ると、
そびえ立つヒンドゥー教の神々の像が
見えます。
川沿いのサーラーとナーガ
ヒンドゥー教の神々の参拝前にもう1か所、
この布薩堂と川の間にある
サーラーとナーガ(➆)を参拝します。
布薩堂横の駐車場を右手に見ながら
進むと、ピンクのガネーシャの
後ろ姿が見えて来ます。
その手前を左手に曲がり、川を正面に見ると
ピンクのガネーシャは右手側。
左手前方、川の前には大きなナーガ。
ここを正面に左手奥に
サーラーがあります。
サーラーの中の様子です。
この地域に縁の深いソートン仏も祀られています。
青い色の千手観音ならぬ108手ガネーシャが
祀られています。
そのサーラーの右側から川の方に緑の橋が
かかっています。
私が訪れた時はまだ建築中でしたが、
今は入れるようになっているようです。
たぶん須弥山を造っているのだと思います。
さて、後編はいよいよピンクのガネーシャや
ヒンドゥー教の神々の像を参拝します。
続きます。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi