
ワット・ローカヤスター アユタヤー
サワディーカー。
Luna(流転那)です。
ワット・ローカヤスターは、
何度か訪れたことがありますが、
お寺というよりアユタヤー歴史公園から
ちょっと離れたところに、
ポツンと寝釈迦仏があるイメージでした。
今回はゆっくりと、
遺跡の部類に入るこのお寺の
歴史など推測しながら歩くのも、
楽しいものでした。
寝釈迦仏を参拝する
お寺に到着すると
すぐに目の前に見える寝釈迦仏を
初めに参拝します。
寝釈迦仏は1954年に復元され
現在の形になったそうです。

アユタヤーの島内で最も大きい
寝釈迦仏ということですが、
おおよその長さが42m。高さは8mです。
お顔は西に向いています。
ちょうど夕方の参拝だったので、
お顔に西日があたっています。


頭は北向きです。

蓮華座を枕にしています。


寝釈迦仏のお腹の前あたりには
参拝者が金を貼るための小さな
寝釈迦仏がいらっしゃいます。

頭が北向きなので
足は、南を向いていると思うのですが、
足裏にはなにも書かれていないように見えます。

足は直角に配置されていて、
足の指の長さがそろっています。

目も閉じているように見えるので、
涅槃仏かと思いましたが、お寺の
表示をみると寝釈迦仏と書かれていました。
寝釈迦仏がご覧になっている風景です。

寝釈迦仏の参拝を終えたら、
後方にあるお寺の敷地を歩きます。

寝釈迦仏の前には壁の跡のようなものが
見えます。

寝釈迦仏の後方に移動する際に
撮ったお寺の敷地内のお堂跡です。
その横にも壁の跡のようなものが見え、
お寺は周囲に壁がめぐらされていたのかも
知れません。

寝釈迦仏の後方へと移動し、
お寺の敷地を背に寝釈迦仏の後ろ姿を
撮りました。

お寺の構造を探る
参拝した寝釈迦仏について
寺院内に表示がありました。

ここには
「仏像の前に、仏像を囲む24本の八角形のレンガの柱が
あり、仏像は建物の中に安置されていたと
推測される」と記されています。
また、お寺の入り口、寝釈迦仏の前の
小さなサーラーの中にある案内板には、
「寺の中央に主仏塔があり、
主仏塔の前に3つの仏殿、
後ろに布薩堂がある」と記されています。

これらは私の解釈にすぎませんが、それをもとに
お寺の敷地内を歩いてみます。
まずは、寝釈迦仏のお堂を探します。
「仏像を囲む24本の八角形のレンガの柱」は
寝釈迦仏の後ろ姿を前にして
手前に見えるのが、八角形のレンガの
柱跡の様なので、かつては
ここに寝釈迦仏のお堂があったことが
推測できそうです。

次は「主仏塔の後ろに布薩堂」
布薩堂の位置です。
寝釈迦仏を背にお寺の敷地内を撮りました。
お堂は、残っているのは基盤の部分だけです。

この基盤の前にある表示は布薩堂になっています。

この基盤の横を歩くと
6か所に、布薩堂周囲に建てる結界石が
見えるので、ここがやはり布薩堂だと思います。



今度は見えている主仏塔を一旦
通り過ぎて、その後方に移動します。
ここにあるのは柱の基盤の跡でしょうか。

お堂の基盤の跡がいくつか
見え、1番奥に仏塔が2基見えます。

結論としては、
寝釈迦仏を起点にすれば
主仏塔の前にあるのが布薩堂。
寝釈迦仏から1番遠い2基の仏塔を起点にすれば
案内表示板の通り、主仏塔の後ろにあるのが
布薩堂といえるでしょう。
まだ、敷地の1番奥の2基の仏塔の辺りまでは
歩いていないので、
次の参拝の機会に行ってみます。
仏塔を眺めてお寺の歴史を考える
このお寺の主仏塔は
トウモロコシ型のプラーンという形の仏塔です。
敷地の中央に配置されています。


トウモロコシ型の仏塔については
以前こちらの記事に書きました。
別の角度から撮りました。
周囲を囲んでいたと思える低い壁の
外から撮っています。

このお寺の歴史を探っていくと
いつ建てられたかという
確証となるものはないようです。
ただ近くにあるワット・ラーチャブラナや
ワット・マハータートなど、
プラーン型の主仏塔をお寺の中央に
配置するという形状と
似たような配置をもつことから
この2つのお寺と創建が同じころでは
ないかと推測されています。
これでこのお寺の参拝を終了します。
寝釈迦仏の後ろ姿をみながら
出入口へと向かいます。

<ワット・ローカヤスター>

正式名称 วัดโลกยสุธา
ワット・ローカヤスター
* この案内板には、遺跡
(โบราณสถาน ボーラーンサターン)と
記されています。
このお寺の布薩堂は基盤しか残っておらず
儀式などはできないので、遺跡の部類に
入るかと思います。
所在地 Thanon Uthong Tambon Pratuchai,
Phra Nakhon Si Ayutthaya District,
Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 Thailand
今回の記事は、
書籍『アユタヤ』及び、
お寺の案内表示板などを
参考にして書きました。
お読みいただきありがとうございました。
Luna(流転那)


