タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

69番 白い大仏塔に目を奪われるお寺(中編)

ワット・プラユラウォンサーワート トンブリー

 

サワディーカー。

Luna(流転那)です。

 

車の中から見える白い仏塔が

気になっていたお寺を、いよいよ参拝します。

このお寺の歴史などを書いた前編記事は

こちらです。

www.yayoi-thainootera.net

 

中編は、下の地図上の右半分を歩きます。

大仏塔②を目指します。

 

 

 

 

大仏塔を外から眺める

 

カウモー(庭園)①は、

以前私が書いたこちらの記事を

参照ください。

www.yayoi-thainootera.net

 

カウモーを通り過ぎ

寺院の奥に向かって進み、

右手にある火葬殿も通り過ぎると、

一般の車の進入は制限され、

奥に大仏塔②が見えて来ます。

 

右手に盆栽を見ながら奥へと進んでいきます。

 

プラボロム・タート・マハー・ジェーディー

(พระบรมธาตุมหาเจดีย์)

という名前の大仏塔です。

仏塔の名前が記されています。

 

この仏塔は、お寺の創建者である

ソムデット・チャオプラヤー・ボロムマハー・

プラユラウォンが建て始めましたが、

完成前の1855年に亡くなったため、息子である

ソムデット・チャオプラヤー・ボロムマハー・

シースリヤウォンが完成させました。

 

仏塔全景を外側から眺めます。

お天気によって空と仏塔の色合いが

微妙に違います。

 

晴れた日

 

曇天の日の11時ころ

 

晴天の日の朝9時過ぎ

 

タイの冬(乾季)の日のお昼ごろ

 

 

大仏塔へのアプローチ

 

外から眺めたら、次は近づいてみます。

大仏塔に近づくために、まず博物館に入ります。

 

*私は初めて訪れた時に、大仏塔の裏側へと進み

   迷って、別の入口に行ってしまいました。

   そこでお会いした僧侶の方が、

 仏塔の上へと案内してくださいました。

 

 

博物館です。入り口は右手側に回り込んだところです。

 

入るとすぐ仏像が祀られています。

高さ150㎝の砂岩でできた仏像です。

12世紀のクメールの仏像の様です。

 

博物館の中の様子です。

 

お寺の創建者の写真も

ありました。

 

仏像のちょうど後ろ側に

仏塔への出入口があります。

 

出入り口をくぐると

すぐ目の前に白翡翠でできた仏像が

祀られています。

 

この部分を横から撮りました。

写真の右手の方に博物館との連絡口があります。

回廊のようになっている外側と大仏塔がのっている

基台の中間部分になります。

 

 

大仏塔の構造を見る

 

次からは構造を少し細かく眺めていきます。

 

基台の部分ですが、大仏塔を

外から見ると大きな丸い基台の上に

釣鐘型の仏塔が乗っているように見えますが

外側は二階建ての回廊の様になっています。

外側と内側の中間部分が

吹き抜けの様になっています。

 

その外側の回廊の周囲は162m。

直径は50mくらいの大きさです。

大仏塔の外側から撮りました。

 

外側の部分は上層と下層に分かれています。

内側から撮った下層部分です。

 

細い階段があるので

上層部分に上がってみます。

 

仏塔が18基建てられています。

仏塔の間を回廊のように歩くことができます。

 

この回廊部分を大仏塔に上って

見下ろすようにして撮りました。

 

布薩堂と仏殿が見渡せます。

 

先ほど通ってきた

大仏塔へのアプローチ部分も見えます。

回廊から撮りました。

 

この外側の回廊部分から中央にある

大仏塔がのっている基台部分を眺めます。

 

大仏塔の基台の作りは、下層、上層、

大仏塔という3つの層があります。

下層は、小さな洞窟が横に連なっているような

作りになっていて、開いているところが

1つありました。おそらくお墓なのでは

ないかと思います。

 

その上の層は、丸くくりぬかれたところに

仏像が祀られています。

 

大仏塔がのっている高さは三層目です。

大仏塔を見上げてみます。

 

大仏塔はスリランカ様式の

釣鐘型をしています。

 

頂部と先の方の宝珠、露の玉の部分です。

 

このスタイルの仏塔の構造について

以前私が書いた記事です。

www.yayoi-thainootera.net

 

この仏塔の頂部は1871年に

落雷で壊れ、その後47年修復されず、

1918年に住職によって修復された

そうです。

 

外から眺めたところで実際に

大仏塔にのぼって参拝します。

 

 

大仏塔に上がる

 

大仏塔の入り口です。

 

二層目の回廊とは違うところに

入口があります。

 

大仏塔に上がるときは、特に

僧侶の方から許可をいただいたり、

案内をお願いする必要はありません。

 

外からの入り口となる博物館に入る時点で

靴は脱ぎますが、ここであらためて

靴は脱ぐという注意が

記されています。

 

*大仏塔内部はともかく、

    結構急な外階段を上り降りして

  戻ってくること、タイの地面の暑さ、

 コンクリートの欠片などがあることを

  考えると、素足より靴下などを履くか

  持っていかれるといいと思います。

  女性はスカートよりパンツがおすすめです。

 

幅狭く、段差が大きな階段を

上がって行きます。

 

上がりきったところは回廊です。

 

大仏塔を見上げてみます。

 

この回廊を少し歩くと、

二層目の小さな仏塔の上の部分や

その間から布薩堂と仏殿が見えたりします。

 

こちらから入ります。

 

くぐってきた入り口を塔の内部に

入ってから撮りました。

 

この大仏塔は2006年には大修復が行われ、

仏舎利や仏像やお守りなどが

たくさん発見されたようです。

 

 

圧倒される塔の天井部分

 

入ってまず圧倒されるのは天井部分です。

 

大仏塔の内側の構造は、ドーム状の

円錐形になっています。

 

その中央に四角いどっしりとした

台座があります。

 

その上に塔を支えるようにして

柱が巡らされています。

 

このような中は空洞で柱だけという

スタイルはアユタヤースタイルの

構造だそうです。

 

また、塔内にはアユタヤーの技巧である

オリジナルのレンガを

そのまま残している部分と、

上から修復した部分があるようです。

 

最後にくぐって出ていく出入口の上に

祀ってある仏像の後ろの壁は、

オリジナルのレンガの様に見えました。

 

右側部分に崩れかけているような所が見えます。

 

 

柱を中心に祀ってある仏像

 

仏塔内の中央の柱の周囲と

円形の壁には、仏像が祀られています。

 

出入口に1番近いところに

祀ってある仏像(A)です。

 

時計回りに進みます。

(B)には寝釈迦像です。

 

時計回りに進み(C)は、

くぐって通り抜ける

出口の前にある仏像です。

 

(D)のところには、数年前はまだ

仏像がありませんでした。

 

 

周囲の壁には曜日の仏像

 

一方、周囲の壁には曜日の仏像が

全部で8体、祀られています。

 

回廊から入ってきた入り口の上には

水曜日の昼間の仏像で、

托鉢の鉢を抱える仏像です。

 

そこから時計回りに

瞑想する姿の木曜日の仏像。

 

次は胸の上で交差する姿の

金曜日の仏像。

 

ちょうど、寝釈迦仏の上あたりの

壁にあるのは、ナーガに

守られ瞑想する土曜日の仏像。

 

初めに入ってきた入り口の

上にある水曜日の昼の仏像と

真向いの位置になり、

かがんで出ていく出口の上にあるのは

水曜日の夜の仏像です。

 

 * 一般的にはパーレーライという 

  サルと象がブッダに供え物をする

  仏像が水曜の夜の仏像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その次の仏像は、両手をお腹の辺りで

組む姿で日曜日の仏像。

 

月曜日の仏像は

左手をおろし、右手を胸の高さで

上に向かって上げている姿です。

 

最後の火曜日は寝釈迦像です。

この寝釈迦像は、柱の周囲に祀られている

寝釈迦像とほぼ真向いの位置になります。

 

参拝を終えたら、大仏塔から降りて行きます。

出口は、こちらになります。

 

真上にあるブッダに合掌します。

 

ここをくぐって回廊へと出るのですが、

ちょうど傘があったので、

これからくぐるトンネルの

高さが想像できるかと思います。

 

ここを抜けると、縁起がよいそうです。

不幸から逃れる、不運を避ける、

悪いことがよいことに変わるなどの

信仰があるので、人々はくぐりぬけて

行きます。

抜けて出て来ました。

 

回廊に出ました。

 

大仏塔の下へと降りて行きます。

 

続きます。

 

お読みいただきありがとうございました。

Luna(流転那)