タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

タイの横たわる仏像(後編)

タイの寺院仏像研究 Ⅴ

 

サワディーカー。

Luna(流転那)です。

 

タイのお寺が好きで、

備忘録のようなお寺の巡礼記録以外に、

タイのお寺や仏教に関することを

9回シリーズで観察するという

自由研究のようなことを

やっております。

 

今回は、その形態の中で、

私が最もタイらしさを感じ、

愛してやまない“横たわる仏像”を

眺めています。

 

前回、今のところ私の中では、

横たわる仏像は9形態あるという

結論を出して、その1つ1つを

見比べてみました。

www.yayoi-thainootera.net

 

後編の今回は、特徴がある

横たわる仏像にフォーカスしていきます。

 

 

 

 

特徴ある寝釈迦仏

 

かつて1度だけ、タイから

ミャンマーにお寺巡りに行きました。

その後、ミャンマー国内の情勢が

危険になり、再訪できなかったので

ミャンマーでは寝釈迦仏を

みた記憶があまり残っていませんが、

肌が真っ白なのは、ミャンマー仏の特徴だそうです。

 

タイにある寝釈迦仏でミャンマースタイルと

思われる仏像というか、

色の白い仏像をいくつか集めてみました。

 

参考までに上記の

寝釈迦仏がいらっしゃるお寺です。

ワット・クンジャン

ワット・ジェッタワン

ワット・プラタートドーイカム

ワット・ラートバムルン

 

私が参拝したときはまだ完成していなかった

ワット・ノーンマカームクーの寝釈迦仏も

今ではミャンマースタイルの

白い仏像となっているようです。

 

以前、記事を書いたノンタブリー県の

ワット・クーにはモン族の寝釈迦仏が

あるのですが、2010年に参拝したときは、

白かったのですが、2020年には金色の仏像に

修復されていました。

 

次は、ちょっとおもしろい

村人が瓶を集めて作ったといわれている

お寺にある寝釈迦仏です。

 

シーサケート県の

ワット・プラマハージェーディーゲーウ

ですが、寝釈迦仏も体の部分は瓶でできています。

そして足の形が不自然に見えます。

 

 

600歳の寝釈迦仏を探す

 

いつのことか忘れましたが、

たまたまSNSで目にした下の写真。

 

修復前の野原の中にばらばらになっている

仏像が忘れられず、この投稿をもとに

アユタヤーに行き、

検索して参拝した寝釈迦仏は、

600年の歴史がある仏像のようです。

 

こちらはFBよりお借りしたものです。

Photo by Face Book

 

廃寺となっているので

アユタヤーでも知名度が低いのか、

探すのにトゥクトゥクの

ドライバーさんにかなり

ご尽力いただきました。

民家脇の細い道を入っていきます。

 

少しずつ、何か見えてきました。

こちらは、近くにあったとおぼしき

ワット・プラドークの跡地のようです。

 

ワット・チュムポンの跡地も見えます。

 

少しわかりやすいのは、

600歳の寝釈迦仏がいらっしゃる

ワット・プラノーンです。

 

サーラーが建てられています。

 

中に祀られているのは、

先にばらばらになっていた仏像が

修復されたものです。

 

現在はきちんと管理されているようです。

 

 

寝釈迦仏の胎内に入る

 

ここまででまだご紹介していない

貴重な寝釈迦仏がサムットプラカーン県に

あります。

 

ワット・バーンプリーヤイクラーンの

寝釈迦仏です。

長さ53mで、現在タイで3番目に大きな

寝釈迦仏といわれています。

 

*ちなみにタイで2番目に大きい寝釈迦仏は、

 前編で枕のない寝釈迦仏とご紹介した、

 ワット・サパーンルワックの仏像でした。

 

「ブッダの心臓に金箔を

 貼るには後方へどうぞ」という

 表示があります。

 

こちらがその入り口です。

ブッダの心臓に近づく旅が始まります。

 

ここから入っていき、階段を上がってブッダの胎内へと

たどりつく道すがらの階段室のようなところには、

いろいろな展示が壁にはってあります。

 

1階上がるとまた違う雰囲気の部屋。

 

さらに1階上がり、

だんだん天井が低くなってきます。

 

最上階へは階段というより梯子を上がり、

いよいよブッダの心臓を

参拝します。

 

ブッダの誕生や涅槃が描かれた壁。

 

そして、こちらがブッダの心臓です。

 

参拝者は今、寝釈迦仏の胎内に入り

ブッダの心臓に触れています。

(私の手もあります)

 

参拝を終え、下まで降りてきてみれば、

出入口は寝釈迦仏の枕の下にありました。

 

こちらの寝釈迦仏の枕です。

 

これでワット・バンプリーヤイクラーンの

寝釈迦仏の胎内、ブッダの心臓参拝を

終えました。

 

 

寝釈迦仏の枕

 

これまでいくつかの寝釈迦仏と涅槃仏を

見てきましたが、

休むのに必要な枕。

最後に枕をいくつか集めてみました。

 

ワット・ポーの寝釈迦仏の枕です。

後ろからみるとこのような感じになっています。

 

ちょっと個性的な枕は

チェンマイのワット・ムングンゴーンの

寝釈迦仏の枕です。

 

最後は、まるでお昼寝をしているような

夢をごらんになっているような

ワット・パイローンウワの

のんびりした涅槃仏です。

 

 

これで、今回の横たわる仏像の

研究は一旦終わりです。

 

お読みいただきありがとうございました。

Luna(流転那)