タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ+アジアのお寺~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算16年目。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

39番 聖糸で埋め尽くされた御本堂に注目!のお寺

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ワット・カチョンシリ バンコク

 

サワディーカー。

@yayoiです。

 

2019年の終わりころ、友人からオンヌットにある

お寺の中のサウナに行ってみないかという

お誘いがありました。

 

お寺なら行きたいと二つ返事し、年明けにでも…

と話していたら、年明け早々、Covidが広まり、

サウナの約束はそのまま延期。

 

Covidがちょっとおさまったものの

サウナはやめてお寺の参拝だけ行きました。

 

 

 

 

オンヌット駅は何度か降りたり、通過している

ものの、それまでオンヌット通りはあまり行く

機会がありませんでした。

 

友人の運転する車で、オンヌット通りにある

お寺の入り口のアーチをくぐりました。

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ちょっと行くとお寺の門が見えてきます。

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この門を入ってお寺の中を通過し、まっすぐ

行けば、プラカノン運河にぶつかり、お寺の横

にも小さな運河があるので、運河の合流点にある

お寺です。

プラカノン運河です。

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ワット・カチョンシリの歴史

 

このお寺は、お寺にある案内を読むと、

1849年KingRamaⅢの時代に、このあたりに

避難してきたクメール人によって造られた

お寺でした。

そこで、住民にはワット・コーム(วัดขอม)と

呼ばれていました。コームとはクメールのこと

です。

 

その後、1940年に今のお寺の名前、ワット・

カチョンシリとなり、1997年3月5日に

正式にお寺として認可されました。

 

ただ、創建について御本堂の天井と貝葉に

掘られたクメール語による言い伝えでは、

1970年に木で作られたプラーン

(とうもろこし型の仏塔)の先の部分が掘り

起こされ、それはロップリーのワット・プラーン

サームヨートのプラーンと同じスタイルのもの

だったそうです。

 

ロップリーのワット・プラーン

サームヨートのプラーンとはこんな感じです。

2019年に訪れた時に撮った写真です。

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簡単に伽藍配置図を作りました。

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入ってすぐ右手側には閉まっている建物

(サーラー)が二つ並んでいました。

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その奥には細い運河があり、その前は結構広い

スペースがあり駐車場として使われています。

運河の船着場だったところだと思うのですが、

休憩所のようになっています。

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その先には小さな運河の脇にしっかりと

囲いがされた菩提樹がありました。

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その奥にサーラーがありますが、この辺りの

ベンチに人が数人座っていたので、ズームして

撮りました。

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3つのお堂の周辺を歩く

 

一方、入って左手側の丸い屋根のところは

火葬場の入り口です。(①)

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火葬場の裏手には横長の建物があります。

遺骨を納める場所の様です。(②)

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その横に、人気のサウナがあります。

サウナの入り口にも仏像が祀られ、その後ろ

には立派な菩提樹があります。(③)

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ズームして撮りました。

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サウナの入り口です。

ここが日本人に人気のサウナだそうですが、

今回はサウナを利用しないので、ここから

先の様子はわかりません。(④)

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サウナの横には、鐘楼と僧房があります。(⑤⑥)

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ここからは、御本堂の裏側がみえます。

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僧房の左手にはプラカノン運河。

運河を左手に御本堂との間の通路を抜けて行くと

大講堂の前に出るのですが、大講堂の手前には

運河に向かう通路があります。

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運河です。(⑦)

左手側はプラカノン側。

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右手側はイアムソムバット市場側。

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大講堂前に戻ります。(⑧)

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手前のサーラーで参拝する

 

大講堂前から一旦、御本堂、礼拝堂の前を

通り過ぎ、門の方に向かうと、駐車スペースの

脇の木の下に大地の神、トラニーの祠が

あります。(⑨)

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大、小、中の大きさのトラニーが3躰。

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その前にサーラーがあります。(⑩)

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このサーラーを門の方から撮りました。

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入り口にはテープ・タンジャイ(เทพทันใจ)

がいます。

テープとは神、タンジャイとは思い通りに

すばやくという意味があるのですが、

この神様の指に頭をつけて願うと叶うとか

頭がよくなるといって、親が子を抱き上げ、

子の頭を指につけている姿を見かけます。

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そして、ガネーシャ。

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日食を食べる鬼、ラーフー。

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そして向かって1番右には、観音様。

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1番奥の観音様が乗っているものが龍のような

魚のようなもので、観音様の乗り物を

調べてみましたが、みつかりませんでした。

 

入口から入ってすぐに撮ったお堂の中です。

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天井はガラスでできています。

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中央のブッダです。

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向かって左側のブッダです。

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向かって右側のブッダです。

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お堂の外に出ると、曜日の仏像があります。

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次に行く礼拝堂の前から見るこのお堂の全景

です。

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ところが、ここまで書いて、一旦PCを閉じて、

友人とのランチの約束に出かけたのですが、

お昼を食べたレストランの裏の壁に

旧正月が近いからか、とてもタイミングよく

こんなものを見つけました。

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旧正月だから龍だと友人と見ていたら...

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意訳すると、「龍魚の言い伝え」

「黄河を流れに逆行してのぼっていける魚は

 コイだけで、ドラゴンゲートまで到達すれば、

 龍に変身して天に向かう。その頑強さが

 成功の象徴として尊重されてきた」

と、いうものです。

 

観音様が乗っていらしたのはこの龍魚だ!

と、とっさに思いました。

そしてなぜここにいる...と驚きました。

 

午前中に解決できなかった観音様の乗り物が、

意外なところでもたらされたのです。

そこでここに書き加えることにしました。

 

観音様の後ろ姿。

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そして、これが龍魚。

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 ( ”登龍門”ということわざはここから

  きているようです。)

タイのお寺って、やっぱり不思議なご縁を

結んでくれます。

 

 

真ん中の礼拝堂で参拝する

 

続いて隣の礼拝堂です。(⑪)

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別の角度から撮りました。

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御本堂側から撮りました。

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破風部分です。

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お堂入り口です。

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入り口を入ってすぐに撮ったお堂の様子です。

壁画などはありません。

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ブッダや高僧に近寄って撮りました。

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ルワンポー・コーム(หลวงพ่อขอม)という

名の仏像。コームとはクメールのことです。

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コインあふれる仏足石。

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礼拝堂をでます。

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礼拝堂を裏側から撮りました。

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次はいよいよ御本堂です。

 

 

十字型の御本堂で参拝する

  

礼拝堂の方から撮った御本堂全景です。(⑫)

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近寄って撮りました。ナーガの階段があります。

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門は開いていて、お堂の周りを1周することは

できるのですが…

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通常は、御本堂は扉も窓も閉まっています。

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こんな美しい御本堂の中をぜひ見たいと、

周囲にいる方にきいたところ、

ローイクラトンの日の3時くらいには開く

ということで、その日時に行ってみました。

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お堂の入り口です。

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1番初めに目に飛び込んできた風景です。

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近寄ると、御本尊がサーイシン(สายสิญจน์)と

いわれる ” 聖なる糸 ” で、見えません。

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天井部分です。

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くぐるようにして辿り着いた御本尊です。

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十字型のお堂の向って左部分です。

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十字型のお堂の向って右部分です。

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ここが、出入口です。

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御本堂も壁画は描かれていません。

 

そして、この御本堂ですが、結界がそのまま

建っています。

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また、結界はそれぞれの方角に向け、

十字型のお堂にあわせて下の図の様に

建っています。

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そこで一周してみます。うっかり

反時計まわりにまわってしまいました。

 

まず東向きのお堂の出入口の前から。

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東向きの結界(①)

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東向きの屋根にある破風です。

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東北向きの結界(②)

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結界の後ろの窓が開いていれば、

中のブッダが見えます。

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北向きの結界の写真は撮れていませんでしたが、

それぞれの結界の下には、この様に向きが

書かれたプレートがあります。

その下に書かれている数行は、これを

建てるのに寄付をした、個人や会社の

名前のようです。

ここにはウトン(อุตร)と書かれていて、

ウトンとは北を意味します。(③)

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北向きの屋根にある破風です。

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西北向きの結界(④)

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西向きの結界(⑤)

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西向きの屋根の破風です。

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ここがちょうどお堂の裏手にあたり、

僧房やサウナなどがあるあたりです。

お堂の裏側には木がいっぱい。

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西南向きの結界(⑥)

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南向きの結界(⑦)

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南向きの屋根の破風です。

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この結界の前には隣の礼拝堂があります。

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東南向きの結界(⑧)

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一周して、東側に戻ってきたので、

御本堂の正面が見えてきました。

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ということで、今回の参拝は終わりです。

 

 

<ワット・カチョンシリ>

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正式名称 วัดขจรศิริ

     ワット・カチョンシリ

 

所在地 ซอย อ่อนนุช 45 แขวง สวนหลวง

     แขวงสวนหลวง กรุงเทพมหานคร

     10250

       On Nut 45 Alley, Suan Luang,

          Bangkok 10250

 

 

今回は、お寺にある案内板を参考に

書きました。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi

 

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