タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算17年。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

“9”で巡るタイのお寺と合掌スポット

合掌お散歩マップ 9か所巡り

 

サワディーカ。

@yayoiです。

 

2005年からタイに暮らすようになって、

日本との大きな違いを感じたのは、街中に

国王の肖像画や像、タイ国旗はもちろん、

日本では見たことのない神様の像や

シンボルがたくさんあることでした。

 

銀行、病院やビルに貼りついているガルーダ、

コンドミニアムに祀られている祠、

マッサージ屋さんの前でよく見かける

髪の毛を絞る大地の女神の像、

木にもたくさんの布が巻かれていて

それらがどういう意味を持つのか…

興味津々でした。

 

お寺だけでなく、タイ人が前を通る

たびに、これらの祠や像を合掌しているのを

みかけて私も真似するようになりました。

 

そこで、普段私が歩いていて

つい目を引かれる、または通りかかると

手を合わせたり、写真におさめたりしている

神社、祠などを「合掌スポット」と呼んで

地区別に、このブログ上で

お散歩しながら合掌するシリーズを

始めることにしました。

 

下記は、

実際に始めてから追加していった

これまでのお散歩コースですが、

2022年の最後にようやく9回を

完結させることができました。

 

記事のタイトルをクリックすると

記事にとぶことができます。

 

合掌お散歩マップ1 エカマイ中心地区

合掌お散歩マップ2 プロムポン~ラーチャプラソン

合掌お散歩マップ3 王宮周辺地区

合掌お散歩マップ4 バンコク対岸トンブリー地区

合掌お散歩マップ5 シーロムオフィス街

合掌お散歩マップ6 中華街~ルンピニー公園

合掌お散歩マップ7 王宮北のDusit地区

合掌お散歩マップ8 サムットプラカーン県に近い地区

合掌お散歩マップ9 バンコクの中心、サヤーム周辺

 

 

 

 

タイにはお寺だけでなく、神社や祠もたくさん!

 

それらの合掌スポットとは

例えばこのようなところです。

 

病院や銀行の入り口にはよく

ガルーダがはりついています。

サミティベート病院の正面のガルーダです。

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もともと日本でも、子供のころから電車や車に

乗ると、観音像や仏塔や他にも目をひく像が

見えるのが嬉しくて、無意識にいつもそういう

ものを目で追っていたのですが、

タイに来てからはますますそれが強くなり、

今でも、ただ街を歩くだけでも

飽きることがありません。

 

建物には必ずサーンプラプーム(ศาลพระภูมิ)と

いわれる祠があって、これは建物の守り神として

そこで働く従業員などが毎朝必ず、お線香や

お供え物をして手を合わせているのを

見かけますが、それ以外にこの祠は、

前の持ち主の気や思いなどを慰める意味も

あるそうです。

 

2015年のチャイニーズニューイヤーの時に

泊まったホテルでは、サーンプラプームに

早朝、たくさんのお供え物があり、

従業員全員がお線香を供える姿が見られました。

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通りすがりのアパートのサーンプラプームには

ヒンドゥー教の3つの神様が祀られていました。

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中央はトラの皮に座るシバ神。

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左側にはブラフマー。

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右側にはガネーシャ。

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私が行くタイ語学校は、今のビル内へと

移動する前はテニスコートもある

大きな敷地内にありました。

学校の敷地内には3階にまで届く大きな菩提樹も

ありました。

 

今は木もなくなり、学校も移動しましたが

菩提樹が素晴らしい合掌スポットでした。

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以前、「タイ国民に愛される国王と数字の“9”」

という記事を書きました。

私もタイに来てから9という数字が好きに

なりました。

(この記事は、この記事を書いた当初は

 このブログで公開していましたが、

 現在は、2020年2月に始めた

 サブブログ『タイと私と仏教と』にて

 公開しています。)

thai-yayoi-buddhism.hateblo.jp

 

そこで、お寺の巡礼記録を書きながら

始めるこの合掌お散歩マップは、

チャオプラヤー川から東のバンコク広域と

西側のトンブリー地区まで含めたところを

9の地区にわけて、地域ごとに

合掌スポットをのせていきたいと

思います。

 

 

まずは、バンコクを9の地区に分ける!

 

バンコクを地区に分けるにあたって 

中心にしたのは、王宮とルンピニー公園です。

 

王宮を中心に東西南北とわけて

4つのエリア。(①~④)

ルンピニー公園を中心に同じく東西南北と

4つに分けると、公園の西側地区と

王宮の東側地区は同じエリアとなって

ほとんどかぶるので、④としました。

 

ルンピニー公園中心に

南(⑤)東(⑨)そして、北は

BTSスカイトレインに沿って

3つのエリアにわけました。(⑥~⑧)

これでざっと全部で9つに分けることが

できました。

 

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ルンピニー公園の北側を3つに分けましたが、

そこにはスクムウィット通りがあります。

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このスクムウィット通りは

起点終点がカンボジアとの国境。

全部の長さは400キロに及ぶようです。

 

バンコク内に入ると中心のサヤームを超え、

西側に一直線に伸びていますが、

サヤーム辺りでは

ラーマ1世通りと呼ばれていたりして、

区によって呼び名が変わる道路です。

 

今回のルンピニー公園の北側の分け方は

そのスクムウィット通りの上を走る

BTSスカイトレインに沿って

BTSの3つの中心地区に焦点をあてて

分けてみました。

 

サヤーム中心、アソーク中心、

エカマイ中心の3つです。

 

そして、お寺をはじめとする合掌スポットは

タイには本当にたくさんあるのですが、

分けた9つのエリアごとに

9か所にしぼることにしました。

 

各エリアの合掌スポットをまとめて

お散歩するかの様に、見に、手を合わせに、

できれば公共の乗り物と徒歩で行けたらいいなと

思いながら作っていこうと思います。

 

名付けて、@yayoi提案

「合掌お散歩マップ」 です!

 

  

「合掌お散歩マップ」

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王宮西側:(緑のW地区)は、

ワット・アルンなど対岸の

トンブリー地区が中心。

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王宮南側:(緑のS地区)は、

ワット・ポーをはじめとする王宮周辺。

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王宮北側:(緑のN地区)は

ワット・ベンチャマポピットなどがある

ドゥシット地区からチャオプラヤー川を

中心とする地区。

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王宮東側及びルンピニー西側:

(緑のE地区)及び(黄色のW地区)は

ワット・トライミットなどがある

ヤワラート(中華街のこと)を

中心とする地区。

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ルンピニー北側:

サヤーム中心(黄色のN1地区)

アソーク中心(黄色のN2地区)

エカマイ中心(黄色のN3地区) 

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ルンピニー南側:(紫のS地区)は、

BTSサパーンタクシン駅を

中心とするチャオプラヤー川に近い地区。

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ルンピニー東側:(黄色のE地区)

バンコクよりかなり東にある

スワンナプーム空港や

サムットプラカーン県に近い地区。

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このようにして、地区ごとの

合掌スポットをのせていきます。

 

ただ、一つだけ注意しようと

思っていることは、初めの写真の様に

個人的なコンドミニアムやアパートにも

素晴らしい合掌スポットはありますが、

基本的には入って行くところではないので

どうしても合掌したいときは

許可をとって入れていただくか、

遠くから手を合わせています。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi