タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

“9”で巡るタイのお寺と合掌スポット

合掌お散歩マップ 9か所巡り

 

サワディーカ。

@yayoiです。

 

私が提案するバンコク地区別の

合掌スポットです。

下記をクリックすると、それぞれの地区のページに

アクセスすることができます。

 

合掌お散歩マップ1 エカマイ中心地区

合掌お散歩マップ2 プロムポン~ラーチャプラソン

合掌お散歩マップ3 王宮周辺地区

合掌お散歩マップ4 バンコク対岸トンブリー地区

合掌お散歩マップ5 シーロムオフィス街

合掌お散歩マップ6 中華街~ルンピニー公園

合掌お散歩マップ7 王宮北のDusit地区

合掌お散歩マップ8 サムットプラカーン県に近い地区

合掌お散歩マップ9 バンコクの中心、サヤーム周辺

 

 

 

 

合掌お散歩マップを始めたわけ

 

2005年からタイに暮らすようになって、

日本との大きな違いを感じたのは、街中に

国王の肖像画や像、タイ国旗はもちろん、

日本では見たことのない神様の像や

シンボルがたくさんあることでした。

 

銀行、病院やビルに貼りついているガルーダ、

コンドミニアムに祀られている祠、

マッサージ屋さんの前でよく見かける

髪の毛を絞る大地の女神の像、

木にもたくさんの布が巻かれていて

それらがどういう意味を持つのか…

興味津々でした。

 

お寺だけでなく、タイ人が前を通る

たびに、これらの祠や像を合掌しているのを

みかけて私も真似するようになりました。

 

そこで、普段私が歩いていて

つい目を引かれる、または通りかかると

手を合わせたり、写真におさめたりしている

神社、祠などを「合掌スポット」と呼んで

地区別に、このブログ上で

お散歩しながら合掌するシリーズを

始めることにしました。

 

* 実際に始めてから少しずつ追加していった

  これまでのお散歩コースは、

  2022年の最後にようやく9回を

  完結させることができました。

 

 

タイにはお寺だけでなく、神社や祠もたくさん!

 

合掌スポットとは

例えばこのようなところです。

 

病院や銀行の入り口にはよく

ガルーダがはりついています。

サミティベート病院の正面のガルーダです。

f:id:at_yayoi:20190726222827j:plain

  f:id:at_yayoi:20190726222841j:plain

 

もともと日本でも、子供のころから電車や車に

乗ると、観音像や仏塔や他にも目をひく像が

見えるのが嬉しくて、無意識にいつもそういう

ものを目で追っていたのですが、

タイに来てからはますますそれが強くなり、

今でも、ただ街を歩くだけでも

飽きることがありません。

 

建物には必ずサーンプラプーム(ศาลพระภูมิ)と

いわれる祠があって、これは建物の守り神として

そこで働く従業員などが毎朝必ず、お線香や

お供え物をして手を合わせているのを

見かけますが、それ以外にこの祠は、

前の持ち主の気や思いなどを慰める意味も

あるそうです。

 

2015年のチャイニーズニューイヤーの時に

泊まったホテルでは、サーンプラプームに

早朝、たくさんのお供え物があり、

従業員全員がお線香を供える姿が見られました。

f:id:at_yayoi:20190726222624j:plain

 

f:id:at_yayoi:20190726222615j:plain

 

通りすがりのアパートのサーンプラプームには

ヒンドゥー教の3つの神様が祀られていました。

f:id:at_yayoi:20190726222647j:plain

 

中央はトラの皮に座るシバ神。

f:id:at_yayoi:20190726222711j:plain

 

左側にはブラフマー。

f:id:at_yayoi:20190726222658j:plain

 

右側にはガネーシャ。

f:id:at_yayoi:20190726222724j:plain

 

私が行くタイ語学校は、今のビル内へと

移動する前はテニスコートもある

大きな敷地内にありました。

学校の敷地内には3階にまで届く大きな菩提樹も

ありました。

 

今は木もなくなり、学校も移動しましたが

菩提樹が素晴らしい合掌スポットでした。

f:id:at_yayoi:20190726222806j:plain

f:id:at_yayoi:20190726222801j:plain

f:id:at_yayoi:20190726222810j:plain

 

以前、「タイ国民に愛される国王と数字の“9”」

という記事を書きました。

私もタイに来てから9という数字が好きに

なりました。

(この記事は、この記事を書いた当初は

 このブログで公開していましたが、

 現在は、2020年2月に始めた

 サブブログ『タイと私と仏教と』にて

 公開しています。)

thai-yayoi-buddhism.hateblo.jp

 

そこで、お寺の巡礼記録を書きながら

始めるこの合掌お散歩マップは、

チャオプラヤー川から東のバンコク広域と

西側のトンブリー地区まで含めたところを

9の地区にわけて、地域ごとに

合掌スポットをのせていきたいと

思います。

 

 

まずは、バンコクを9の地区に分ける!

 

バンコクを地区に分けるにあたって 

中心にしたのは、王宮とルンピニー公園です。

 

王宮を中心に東西南北とわけて

4つのエリア。(①~④)

ルンピニー公園を中心に同じく東西南北と

4つに分けると、公園の西側地区と

王宮の東側地区は同じエリアとなって

ほとんどかぶるので、④としました。

 

ルンピニー公園中心に

南(⑤)東(⑨)そして、北は

BTSスカイトレインに沿って

3つのエリアにわけました。(⑥~⑧)

これでざっと全部で9つに分けることが

できました。

 

f:id:at_yayoi:20190917143305j:plain

 

ルンピニー公園の北側を3つに分けましたが、

そこにはスクムウィット通りがあります。

f:id:at_yayoi:20190726222815j:plain

 

このスクムウィット通りは

起点終点がカンボジアとの国境。

全部の長さは400キロに及ぶようです。

 

バンコク内に入ると中心のサヤームを超え、

西側に一直線に伸びていますが、

サヤーム辺りでは

ラーマ1世通りと呼ばれていたりして、

区によって呼び名が変わる道路です。

 

今回のルンピニー公園の北側の分け方は

そのスクムウィット通りの上を走る

BTSスカイトレインに沿って

BTSの3つの中心地区に焦点をあてて

分けてみました。

 

サヤーム中心、アソーク中心、

エカマイ中心の3つです。

 

そして、お寺をはじめとする合掌スポットは

タイには本当にたくさんあるのですが、

分けた9つのエリアごとに

9か所にしぼることにしました。

 

各エリアの合掌スポットをまとめて

お散歩するかの様に、見に、手を合わせに、

できれば公共の乗り物と徒歩で行けたらいいなと

思いながら作っていこうと思います。

 

名付けて、@yayoi提案

「合掌お散歩マップ」 です!

 

  

「合掌お散歩マップ」

f:id:at_yayoi:20190726222606j:plain

  

王宮西側:(緑のW地区)は、

ワット・アルンなど対岸の

トンブリー地区が中心。

f:id:at_yayoi:20190726222544j:plain

 

王宮南側:(緑のS地区)は、

ワット・ポーをはじめとする王宮周辺。

f:id:at_yayoi:20190726222539j:plain

 

王宮北側:(緑のN地区)は

ワット・ベンチャマポピットなどがある

ドゥシット地区からチャオプラヤー川を

中心とする地区。

f:id:at_yayoi:20190726222528j:plain

 

王宮東側及びルンピニー西側:

(緑のE地区)及び(黄色のW地区)は

ワット・トライミットなどがある

ヤワラート(中華街のこと)を

中心とする地区。

f:id:at_yayoi:20190726222533j:plain

 

ルンピニー北側:

サヤーム中心(黄色のN1地区)

アソーク中心(黄色のN2地区)

エカマイ中心(黄色のN3地区) 

f:id:at_yayoi:20190726222551j:plain

 

ルンピニー南側:(紫のS地区)は、

BTSサパーンタクシン駅を

中心とするチャオプラヤー川に近い地区。

f:id:at_yayoi:20190726222556j:plain

 

ルンピニー東側:(黄色のE地区)

バンコクよりかなり東にある

スワンナプーム空港や

サムットプラカーン県に近い地区。

f:id:at_yayoi:20190726222600j:plain

 

このようにして、地区ごとの

合掌スポットをのせていきます。

 

ただ、一つだけ注意しようと

思っていることは、初めの写真の様に

個人的なコンドミニアムやアパートにも

素晴らしい合掌スポットはありますが、

基本的には入って行くところではないので

どうしても合掌したいときは

許可をとって入れていただくか、

遠くから手を合わせています。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi