ワット・チェンマン チェンマイ
サワディーカー。
@yayoiです。
急に3日間の時間が空いたので、会いたかった友人を訪ねて
タイの北部にある、チェンマイに行きました。
私の目的はお寺巡りですが、友人も仏教徒。今年はぜひ一緒に
お寺での短期の修行に行こうと話しあっていて、チェンマイの
いろいろなお寺をしっかり案内してくれました。
まず訪れたのはこのお寺。ワット・チェンマン。
チェンマイの城壁の中に建てられた、チェンマイで最も古い
お寺です。1296年に建てられました。
門の前から撮ると一見地味なお寺に見えます。
お寺の前にある標識に書かれているのは、上からタイ語、
ランナー文字、英語表記で、バンコクとの違いを感じます。
マンラーイ王がチェンマン宮殿を寺院として与え、ワット・
チェンマンと名付け、王の住まいの近くに象で囲んだ仏塔を
作ったそうです。
マンラーイ王の像です。
透明感ある赤の印象が強いお堂!
敷地の中に入ると、門からお堂の前が参拝客の駐車スペース。
写真の、真ん中が大礼拝堂。向って左側に、小さなサーラ―
(ศาลา 礼拝堂、あずまや)右側の赤い屋根の建物も礼拝堂
ですが、この右側のお堂がこのお寺のもとからのお堂の様です。
大礼拝堂は、本堂として使われるお堂の様です。19世紀に建てられたようです。
チェンマイはかつて1558年ころにビルマの属国となり、この
お寺は一度、廃寺となり、その後の戦争の時にタイの属国となる
条件で当時のタイのトンブリー王朝にビルマの撃退を要請し、
1776年にビルマからもどされるという歴史の背景があり、
お寺は1781年~1815年に修復されたようです。
このお堂の前にある石碑は1581年のもの。
チェンマイの創立が西暦1296年4月12日午前4時という最古の記述
があり、本堂がマンラーイ王の命令によるもので1571年に修復
されたことが記されているようです。
いよいよお堂に入る瞬間です。
入った瞬間、赤!って感じた一瞬でした。
お堂の後ろから全体を撮りました。
赤なのに透明感があるような…美しいお堂です。
壁画は赤い壁に金文字で描かれています。
一部の壁画に近寄ってみました。
マンラーイ王でしょうか...?
ズームするとランナー文字書かれているのがわかります。
ブッダの後ろに仏堂があります。
これはモンドップ(มณฑป)といって、祭壇のための仏堂だそう
です。
斜めの角度から撮りました。
正面から近寄って撮りました。
ブッダにズームして撮りました。
ブッダを横から眺めたところです。
ブッダの後ろの仏堂の中にもまたブッダ。
こちらが御本尊のようです。
仏堂の中のブッダにズームして撮りました。
そのまま仏堂の裏にある扉から、お堂の裏に出てみます。
お堂の裏にも仏像が祀られていました。
上の写真のブッダの正面に祀られている仏像。
祀られた仏像の後ろに象の仏塔が少し見えています。
実物大の象に支えられた仏塔!
ついにみることができた象の仏塔です。
ランナー様式の仏塔で、このお寺の中では
最も古い建造物です。
足元はしっくいでできた16頭の象。
階段の手すりには、こちらもしっくいでできたナーガ
(ヘビの神)。
階段の前から撮った仏塔です。
仏塔の上の方は、黄金の鐘型の仏塔。
仏舎利などを祀るところです。
仏塔の前に立って、仏塔の左右を見てみると、
仏塔の左手側にお堂が見えますが、開いていません。
また、仏塔の後ろ側にまわると、左手側に池があり、池の中に
経殿がみえます。
階段を上ろうとすると…
繋がっていない…
経殿は、ひっそりと閉ざされていました。
お経をありや虫などから守る知恵ですね。
仏塔の後ろ側の右手側の方は建物があり、その前がマンラーイ王
の広場の様になっています。
広場を背にしてお寺の門の方に向って歩きます。
仏塔と初めに行った大礼拝堂の裏側が一枚におさまります。
大礼拝堂は裏側からみても美しい形をしています。
大礼拝堂の裏側から見たら左手側にはもう一つ訪れたい礼拝堂が
あります。お堂の前にまわって撮りました。
その礼拝堂を正面から撮ったものです。
入口の左に石碑が祀られています。
小さな小さな水晶仏と石碑!
お堂の入り口です。
隣にある先ほどの赤いお堂とは全く雰囲気が異なります。
後ろの仏堂の中に祀られている2躰は
水晶仏(プラ・セータンカマシー)
石碑(プラ・スィラー)。
ちょっと近寄ってみました。
まずはちょっとズームしてみました。
向かって左が水晶仏。
右側が、石碑のブッダ。
この石碑にはブッダの右の足元にひざまづく
象がいます。雨を降らせる力をもつブッダだと
言われています。
しっかりと囲まれているのでなかなかうまく撮れません。
水晶仏の方は、
真横からアプローチしてみました。
この様に何重にも囲まれています。
お堂から外に出て、車に戻る前に大礼拝堂の向って左側にある
サーラ―でも軽く手を合わせます。
こちらには高僧が祀られているようです。
< ワット・チェンマン >
正式名称 วัดเชียงมั่น Wat Chiang Man
ワット・チェンマン
所在地 171 ถนน ราชภาคินัย ตำบล ศรีภูมิ อำเภอเมืองเชียงใหม่
เชียงใหม่ 50200
171 Ratchapakhinai Rd, Tambon Si Phum,
Amphoe Mueang Chiang Mai,
Chiang Mai 50200
今回の記事は、下記のウェブサイトを参考にして書きました。
สถานที่ท่องเที่ยว : วัดเชียงมั่น
วัดเชียงมั่น เชียงใหม่ ข้อมูล การเดินทาง
Wikipedia วัดเชียงมั่น
Wikipedia ワット・チェンマン
お読みいただきありがとうございました!
~ちょっと以前のタイ~
銀行の前にかざられたKingRamaⅨの
大きな写真。2009年11月撮影。
@yayoi