ワット・シースパン チェンマイ県
サワディーカ。
@yayoiです。
チェンマイに住む友人をたずねて、お寺巡り。
彼女の家に泊めてもらうこと、2泊3日。
友人の運転のおかげで、二人で約9か所くらいの
お寺をまわることができました。
行く前にタイ人が
「チェンマイで行くべきお寺〇〇か所」
などとアップしているウェブサイトをいくつか
見てから行ったのですが、このお寺はその中で
見つけたお寺です。
チェンマイ旧市街(地図で見ると、お堀と城壁に
囲まれた四角形の部分)からわずかに
はずれただけで人が少なく観光地の面影がぐっと
減る地域にあり、友人も知らなかったお寺。
チェンマイでも銀製品(工芸品)を作る街として
有名なウアラーイ(วัวลาย)通りに
あります。
通って来た途中の道路で「タイの銀寺はここです」と
いった表示をみかけたのですが、私はタイの銀閣寺と
勝手に命名しました。
この小さな門をくぐりちょっと先を左に
曲がると、三門があります。
車の中から撮りました。
着いたのは16時過ぎだったので西陽で逆光。
でも地面に映る影がかわいい。
そこで門をくぐってちょっと歩いてから
ふり返って撮りました。
このお寺の表示からして銀製品。銀のお堂を
見るのが待ち遠しくなります。
残念ながらブッダは修復中!
このお寺、もとは500年以上前、ランナー王国の
メンラーイ朝11番目の王であるゲーウ王と
シリヤワディ―王妃によって創建されました。
仏歴2043年(西暦1500年)に建てられた、
チェンマイの中でも古いお寺の一つで
元の名はワット・シースパンナーラーム
(วัดศรีสุพรรณอาราม)ですが、今では
ワット・シースパンという名になりました。
お堂が二つあります。
先にこちらのお堂に入りました。
左右にヘビの神様、ナーガと鬼がいる階段数段を
登ります。
この入口から入ります。
ワクワクの瞬間です。
お堂の後ろから全体を撮りました。
ブッダは修復中で全くお会いできませんでした。
しかもこのお堂、夕方だったので
この後すぐに扉が閉められてしまったようです。
銀のお堂を見た後、もう1度行ったら閉まっていました。
お堂横にはこの地域の伝統文化のための場所が
ぎりぎりの所に建っています。
お堂の外壁です。
それで、このお堂の横には結界が見当たらないので
これはいわゆる礼拝堂だと思います。
このお堂を銀のお堂の方から撮りました。
お堂の中は薄暗かったため奥行きが
よくわからなかったのですが
かなり大きなお堂であることがわかります。
次はついにタイの銀寺の由来である銀のお堂へ。
ここがその入り口です。
残念ながら女性は入れないお堂!
銀で囲まれた中に見える銀のお堂の全景です。
お堂の周囲も銀で囲まれています。
さて、期待高まる中、お堂に入ろうとしたその瞬間。
Woman are not allowed to enter…って…
中が見えるのに…ここまで??
私が撮れる写真は入口の合掌するテパノンまで。
実はこのお寺を訪れたのは2019年3月、
その前月(2月)、ミャンマーのお寺巡りに行き
かなりのお寺で、女性はお堂の中に入れないというのを
体験したばかり、タイではどこでも入れるのに…という
思いを胸にだきタイに帰国したばかりだったのです。
ところが、ラッキーなことにこの日だけは友人の
二人の息子たちも一緒にお寺巡りに同行してくれた日。
そこで長男のプー(ภู)君に私のカメラで写真を
撮ってもらいました。
これからのお堂内の数枚の写真撮影者はプー(ภู)君
です。
写真にみえる特徴ある壁の部分、
外側を見るとどうなっているかというと…
これは私が撮りました。
この仏像の名は、プラジャオジェットトゥー
だそうです。
これがお堂の中から見る入り口。
ブッダから見える景色の一部だと思います。
階段のナーガ。それとナーガに護られているブッダは、
たくさん飾りをつけています。
まだ菩薩(修行中)のブッダでしょうか...
お堂の周囲も素晴らしい銀細工であふれています。
屋根飾りも素晴らしいです。
そしてお堂の裏側。
やや正面から撮りました。
別角度からも撮りました。
初めて出逢ったシルバーのガネーシャ!
再び銀のお堂の正面にまわります。
この入口の仏足石ですが、タイ語ででている旅行の
ウェブサイトの中に見つけた仏足石の写真は
お堂の様にぴかぴかの銀色でしたが、私が行った
2019年3月はちょっと酸化している感じの色。
私が参考にしたウェブサイトによると
このお寺はウワラーイの土地の伝統様式を用いた
銀工芸品ではあるが、
すべてが本物の銀ではなく、銀を混ぜたアルミニウムと
純粋な銀とがあると書かれていました。
酸化しているように見える部分は純粋な銀で
できている部分でしょう。
さて、こちらでは銀のお堂の前に銀のブッダが。
女性はこちらで手を合わせます。
このブッダは金色のブッダが対で
祀られているのですが...
奥の菩提樹の写真を撮っていて、ブッダの
正面からの写真を撮り忘れていたようです。
奥にあるのは菩提樹と法輪です。
そして素晴らしいシルバーのガネーシャ。
今回見た中でこのガネーシャが最も印象的でした。
近寄って撮りました。
もちろん後ろ姿も。
二つのお堂のブッダにはご挨拶できませんでしたが、
このタイでは意外に珍しいガネーシャが
私をこのお寺に導いてくれたのかもしれません。
初めて見た木の葉のサーラ―!
銀のお堂の後ろには仏塔とサーラ―がありました。
西陽の関係でなかなかきれいに撮影できませんが…
仏塔です。
その手前を入って行くと…
小さなサーラ―がありました。
祀られているのは銀色のブッダ(菩薩だと思います)
そして、このサーラ―は屋根が木の葉。
素晴らしい職人の手作り感が銀製品だけでなく
隅々にまで感じられます。
お寺の中に伝統工芸の場が!
仏塔の近くには実際に銀製品を
作っている作業所もありました。
時間的に中には入れませんでしたが、
ランナーの手工芸品の場。
またもう1か所
銀のお堂の後ろ側にまわると出口と
銀のお堂の間にある赤い建物ですが
(写真でみると向かって右側の建物)
こちらもタイ語の旅行サイトなどでみると
展示場になっているようです。
今回はお堂の中のブッダにはどちらにも
ゆっくりご挨拶できませんでした。
もう1度いらっしゃいと呼ばれていること…?
ぜひまた訪問したいと思います。
< ワット・シースパン >
正式名称 วัดศรีสุพรรณ
Wat Srisuphan
所在地
タイの金閣 タイの銀閣
実は、
バンコクのとあるところでも
素晴らしいシルバーガネーシャに出逢いました。
私がたまにお世話になっている
サロンにて。貴重な写真。
今回の記事は
Thailand Tourisum Directoryのサイトなどを
参考に書きました。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi