ワット・プラプッタバート サラブリー県
サワディーカー。
@yayoiです。
このお寺はアユタヤ時代の24代目のソンタム王の
時代の1624年に建てられたお寺です。
敷地内に階段があり三層になっていて、
けっこう広い敷地なので、
このお寺の歩き方として
お寺を3つのゾーンに分けました。
前編では黄色で囲ったゾーン①部分を、
下の層にある布薩堂から歩き始め、
上の層まで登って、モンドップや
周辺にあるお堂内を参拝しました。
後編の今回はゾーン②とした
残るモンドップ周辺のお堂を参拝し、
下の層に降りてから、ゾーン③とした
部分のお堂や博物館などを歩きます。
モンドップの外壁ゾーン②部分を歩く
この外壁の周りで参拝するところです。
パーレーライ像の仏殿(⑤)
このモンドップの外壁で最も大きいと
思われる仏堂。それが、パーレーライ像を
安置した仏堂です。
お堂の裏側には仏像やKingRamaⅨの肖像画などが
あります。
入口にせまってくるように大きなパーレーライ像の
高さは9.5m。幅は3.5mです。
両手は膝の上で、左手は手のひらが下、
右手は手のひらが上向きの坐像です。
足元には象とサルがいます。
横から撮りました。
このパーレーライ像の後ろには寝釈迦仏が
安置されています。
サーラー(⑥)
パーレーライ像のお堂の後ろには仏像が安置された
小さなサーラーがあります。
仏塔(⑦)
パーレーライ像の仏堂の横には仏塔がいくつか
あります。
この1番大きい仏塔はKingRamaⅢの治世下で、
サクディポンセープ副王が建てたものだそうです。
The Sunset royal hall(⑧)
外壁をぐるっとまわって、再びモンドップの入り口の
前まで来ると、入り口の前には、お線香、ろうそく、
お花を供えるためのサーラーがあり、その後ろには
もとはサーラーでしたが、
KingRamaⅨがお出ましになる時の休息の場として、
修復された建物があります。
タイ語ではプラ・ティナンイェン
(พระที่นั่งเย็น)といわれる建物です。
プラ・ティナンとはお住まいで、イェンとは夕方。
中には仏像が祀られています。
そしてサーラーには中や周囲にたくさんの仏像や
観音像、ガネーシャなどが祀られています。
ナーガの階段(⑨)
このプラ・ティナンイェンとサーラーの横には
長い階段があります。
この階段は国王が参拝にお出ましになるときの
階段でした。
KingRamaⅠの時は2本だったのを、
KingRamaⅣの治世下で3本まで
増やしたそうです。
この階段を下りて下の層に向かいます。
古いお堂が集まるところを歩く
ナーガの階段を下りていったところの下の層が
青で囲ったゾーン③です。
ナーガの階段をおりてモンドップの方を撮りました。
階段の部分だけを拡大してみました。
5つの頭をもつナーガです。
この青い〇で囲った部分は、お寺の前の通りにも近い
下の層で、古い建物が集まっているところです。
ここでの見どころは主に三か所あります。
4つの仏足石の仏堂(①)
アユタヤの27代王であるプラーサートトーン王の
時代に建てられたと推定されるお堂で、
開いてはいませんが、中にはブッダと弟子たちの
4つの仏足石が安置されているといわれています。
小さいですが、象の形に木が剪定されたものが
手前の方に写っています。
扉の上にも仏足石があります。
破風部分と仏足石の形をズームして撮りました。
お堂の前にはちょうどゴールデンシャワーの花が
咲いていました。
以前、この横に古い王宮があったということで、
王様がこの仏足石を参拝されるときに通った門も
このお堂の近くにあったようです。
お召し替えのサーラー(②)
このサーラーはアユタヤ時代に造られたもので、
王様が参拝にお出ましになる際のお召し替えの
サーラーだったそうです。
仏像が祀られています。
博物館(③)
この建物は、もとは王様がお出ましになる際に
ご一緒される王族の方々が滞在するための場で、
現在は博物館になっています。
長い建物です。
入口部分です。
入り口の前にも開いてはいないお堂などがあり、
その上の方に仏塔の頂上の部分が見えています。
中は靴を脱いで、荷物をロッカーに預けて
入ります。床は結構冷たいです。
そしてここから先は撮影禁止になっています。
いただいてきた博物館のパンフレットです。
博物館を出ると門までは右手側にモンドップを
見ながら進みます。
ナーガの階段が見える辺りで
階段とモンドップを撮りました。
そのままモンドップを右手に見ながら
門の近くまで来ました。
これで参拝は終わりです。
写真は訪れた2回をあわせてのせています。
車中から撮った門の様子です。
この門をくぐり、高速にのって
バンコクに帰ります。
<ワット・プラプッタバート>
正式名称 วัดพระพุทธบาทราชวรมหาวิหาร
ワット・プラプッタバート
ラーチャウォラマハーウィハーン
タイ王室寺院第1級に格付けされています。
所在地 ตำบลขุนโขลน
อำเภอพระพุทธบาท สระบุรี 18120
Khun Khlon, Phra Phutthabat District,
Saraburi 18120
今回の記事は、
dhammathai.org
tourismthailand.orgなどのサイト
及び、お寺の中にあった地図や表示板を
参考にして書きました。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi