タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

51番 白い柱で囲まれた美しい布薩堂があるお寺

ワット・ドゥアンケー バンコク

 

サワディーカー。

@yayoiです。

 

このお寺は、友人とフアランポーン駅にある

鉄道博物館にご一緒した際、そこまで

行くならあわせて行かれそうな、

近くにあるお寺はないかと検索して

見つけて訪れたお寺です。

 

フアランポーン駅に

とても近くて便利な場所ではあるのですが、

向かうまでの通りが左手には線路、

右手には上の方に高速があるだけなので

わざわざ歩いて通る場所でもないのです。

 

その様なわけで、なかなか伺う機会が

ありませんでしたが、行ってみたら、

他ではあまりみかけない感じの

寺院建築や壁画に惹かれました。

 

 

 

 

お寺へのアプローチ

 

今回はフアランポーン駅のすぐ脇を通る

ローンムワン通りを歩いていきました。

左手には駅舎や線路が見える通りです。

 

大きな通りに出たら直進せずに右へ曲がると

左手にお寺の門が見えて来ます。

この門をくぐって伸びる通りが

ワット・ドゥアンケー通りです。

ここを入ります。

 

この通りは左手側がお寺の敷地となっていて

奥に抜けられるようで、向こうにも

お寺の門があります。

 

ここがお寺の敷地への入り口です。

 

このお寺が建てられたのは

KingRamaⅢの治世下の1827年で、

建てた方のお名前や経歴は

わからないようですが、以前は

ワット・ケー(วัดแค)という名前でした。

 

その名のついたお寺が他にも多いことから

1917年ころ、今のワット・ドゥアンケーに

かえられたそうです。

 

 

小さな仏殿を参拝する

 

門を入って左手側には瞑想センターが

あります。

 

その隣には小さな仏殿があります。

 

こちらには高僧が祀られていました。

 

仏殿を参拝して出ると、

その隣は僧房への入り口で、

正面はつきあたりです。

 

そこで、ここは右に曲がります。

ここから奥の布薩堂までの間、

左右には法事などに使われる建物が

並んでいます。

 

右手側はこの建物と駐車場の出入り口に

造りかけの建物があります。

 

一方、左手側に並んでいるのは火葬殿など

法事に使われる建物の様です。

 

通路を進むと、1番奥の右手側に

布薩堂が見えてきます。

 

左手側は奥まで建物が並んでいます。

 

 

白い柱がスタイリッシュな布薩堂を眺める

 

駐車スペースが前にあるのが

ちょっと残念ではありますが、

こちらが布薩堂です。

 

天をさすような形のチョーファーや

バイラカーといったお寺の屋根飾りがない

タイプのお堂で、これはKingRamaⅢの時代に

よく造られたデザインです。

 

布薩堂の前に小さな仏塔と鐘楼が

見えます。

 

布薩堂は周囲を背の低い壁で

囲まれています。

結界はその壁に埋め込まれています。

 

布薩堂に入るには

その壁にある内門をくぐります。

 

門の外は対の獅子がいます。

 

門をくぐると鐘楼は壁の内側にあることが

わかりました。

 

外壁として並行して

内壁が続いています。

 

まずは布薩堂の周りを一周します。

先ほど外側からみた結界を壁の内側から

見ます。

 

布薩堂前から時計回りに歩き始めます。

歩き始めてすぐ布薩堂の左手側に見えるのは、

古いお堂でしょうか。

 

お堂の裏手に行くと、

傘の下に何か祀られているのが

見えました。

 

傘の下にラーフーが祀られていました。

 

その横には仙人の祠がありました。

 

布薩堂は、お堂の周りに回廊があり、

私が美しいと思った白い柱は回廊の外側の

柱でした。

 

一旦、壁の外に出て

横から撮った布薩堂の様子です。

 

 

布薩堂内を参拝する

 

布薩堂内に入るには、

階段を数段上がります。

 

布薩堂の入り口です。

 

若干記憶があいまいですが、こちらの扉は

確か、ご本尊の台座の横にあります。

 

そこで回廊を半周して、反対側の扉から

入ったと思います。

 

扉を入ってすぐに撮った布薩堂の様子です。

 

ご本尊の前にお坊さんのお座りになるところが

あるのでこれ以上は近づけません。

 

近づけないので、お堂外の回廊を歩いて再度

前にまわって、ご本尊の台座の横から入って

近寄ってみました。

 

天井の様子です。

 

 

癒されるやわらかい雰囲気の壁画

 

このお堂の壁画は、あまり他のお寺では

見かけないような描かれ方をしています。

 

まず、窓の上にはブッダの80人の使徒が

描かれていて、よく見ると

お名前が書かれています。

 

ご本尊が眺めていらっしゃる部分の

壁画です。

 

ご本尊の後ろ側の壁画はブッダを

弟子たちが囲んでいます。

 

一方、窓の横には、ブッダに捧げものをする

象と猿が描かれていたり、仏教徒の慣習などが

描かれていました。

 

布薩堂の参拝を終えたら、お堂から出て

出入り口に向かいます。

 

最初に訪れた仏殿と周囲の建物が

見えて来たところで

今回の参拝は終わりにします。

 

 

<ワット・ドゥアンケー>

 

正式名称  วัดดวงแข

       ワット・ドゥアンケー

 

所在地  92 ถนน จารุเมือง แขวง รองเมือง

     เขตปทุมวัน

     กรุงเทพมหานคร 10330

     92 Charu Mueang Rd,

     Rong Muang, Pathum Wan,

     Bangkok 10330 

 

 

今回の記事は、Watthaiのサイトを

参考にして書きました。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi