タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ+アジアのお寺~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算16年目。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

43番 バンコク中華街の歴史を知るお寺(後編)

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ワット・パトゥムコンカー バンコク

サワディーカー。

@yayoiです。

 

このお寺は、中華街のはずれにあって、

チャオプラヤー川からちょっと中に入った

ところにありますが、

小さいながらも王室との関りが深く、

中華街の歴史にも関係の深いお寺です。

前編はこちらです。

www.yayoi-thainootera.net

 

 

 

前編では下の図の①から⑥までを

歩きました。

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出入口の絵があざやかな回廊を歩く

 

さて、いよいよ回廊(⑦)から中に入って

布薩堂と仏殿を参拝します。

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その入り口の左右にはこんな

動物がいます。

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回廊の入り口です。

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外側は赤で、内側には白で

それぞれ絵が描かれています。

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回廊の出入口は四方にあります。

全部は開いていませんが、扉の内側には

微妙に違う絵が描かれています。

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入って左右、回廊が続きます。

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仏殿を背にして撮った回廊の内側の様子です。

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道路の方から見るとこの回廊はしっかりと

お堂を囲っています。

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意外に回廊とお堂との距離が短く、お堂を

前から二つ一度には写真におさまらないので、

仏堂の横から撮りました。

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布薩堂を参拝する

 

よく似た二つのお堂が並んでいますが、

回廊の出入り口を入って、お堂を前に

向って右手側が布薩堂です。

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破風部分です。

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布薩堂の方には、周囲を

囲む結界が設置されています。

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お堂に入るための階段が布薩堂の方は

緑色になっています。

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お堂に入ってすぐに撮ったお堂全体の様子です。

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こちらが御本尊です。

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入口の上、御本尊がご覧になっている壁画には

大地の神メートラニーが瞑想の邪魔をする者たちを

退けている場面です。

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御本尊に近づいて撮りました。

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御本尊はプラ・プッタマハーチャノク

(พระพุทธมหาชนก)といって、

袈裟ではなく、王様の衣を

身につけていらっしゃいます。

 

出家してまもないころの菩薩であるお釈迦様の

姿を表わしたもの。

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左右の壁画の様子です。

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天井の様子です。

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隠れたところから地獄絵を探す

 

さて、御本尊のお姿を後方から

拝見したかったのですが

御本尊様を前に、御本尊の左右は狭くて人が

入って行けるのか…

いずれにしろ、無断で入って行っては

いけない気がしたので諦めました。

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しかし、後日になって御本尊の後ろに

地獄絵があるときいたので

やはり狭いところを入っていけたのかなと思い、

再訪して壁画の地獄を拝見したいと

お坊さんにお願いしました。

 

奥に進むにあたり、女性は特に、

いらっしゃるお坊さんに許可をいただいてから

入っていくことをお勧めします。

このような座椅子などがある場合は

もう片方の側から入る方がいいと思います。

(女性は、仏像や僧侶、僧侶の持ち物に

 触れてはいけないため)

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細いところを奥に入り...

御本尊の後ろ姿は壁に近くて撮れません。

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さて、拝見したかった地獄です。

ライトの下には地獄、上には天界が

描かれています。

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地獄が描かれたところはちょうど

ブッダが座っていらっしゃる台座の後ろ側辺り。

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怖い絵が描かれています。

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そしてブッダのお身体の後ろ辺りには天界が

広がっています。

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地獄、天界から隣の仏殿へ

 

地獄から天界へと壁画を拝見した後は、

布薩堂を出て、隣の仏殿を参拝します。

初めてこのお寺を参拝した時、実はお堂は

どちらも開いていませんでした。

 

近くにいらしたお坊さんによると、開いておくと

犬や猫が入ってしまうので閉めているとのことで

その日は仏殿の方を開けてくださいました。

 

仏殿を斜めの角度で撮りました。

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破風部分です。

ガルーダに乗るヴィシュヌ神が見えます。

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正面出入口の様子です。

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仏殿、布薩堂ともに窓枠の飾りが

かわいい薄いピンク色です。

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こちらのお堂は、壁画などはなく、

仏像が静かに祀られています。

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天井の様子です。

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このお堂の裏手には仏足石が祀ってあります。

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この後方の回廊の扉は閉められていました。

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お堂の正面に向かい、回廊をでて今回の参拝は

終わりになります。

 

 

王室との関りが深かった理由

 

最後にこのお寺がなぜ、

王室との関りが深かったのかと

いうことですが、理由の一つは

王室の葬儀との関りです。

 

以前、私のもう一つのブログに

王室の葬儀についての記事を書きました。

thai-yayoi-buddhism.hateblo.jp

 

その際、王室の葬儀から火葬までの流れは

「博物館に展示されているパネルによると

バンコク時代の初期とその後では

プロセスが若干変わった」とだけ書きました。

 

その変わったこととは、5番目のプロセスです。

バンコク時代の初期までは、火葬されたご遺灰を

このワット・パトゥムコンカーの前に

浮かべるために、運んでいたということ。

 

バンコク国立博物館に展示されている

その記述のあるパネルです。

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現在の王室葬儀ではこのプロセスはないようですが、

このお寺の案内表示板にも、このお寺は

葬儀の後に、ご遺灰を流す場所であったと

書かれています。

 

 

<ワット・パトゥムコンカー>

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正式名称  วัดปทุมคงคา ราชวรวิหาร

       ワット・パトゥムコンカー

        ラーチャウォラウィハーン

タイ王室寺院第2級に格付けされています。

 

所在地  1620 ถนน ทรงวาด แขวง สัมพันธวงศ์

      เขตสัมพันธวงศ์

      กรุงเทพมหานคร 10100

      1620 Song Wat Rd,

                    Samphanthawong,

                    Bangkok 10100

 

 

 

今回の記事は下記のサイト

dhammathai.org

chinatownyaowarach.com

及び、お寺の案内表示板などを

参考にして書きました。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi