タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

植物園の様な、もと王族のお住まいの庭

タイの寺院お庭樹木研究 Ⅲ

 

サワディーカー。

@yayoiです。

 

タイや仏教に関連のあるお庭やタイの樹木などを

散歩しながら研究するシリーズの

3回目は、もと王族のお住まいが現在は

リゾートホテルとなっているところで、

庭の樹木を眺めることにします。

 

このリゾートホテルは

クルンガセーム通りに面する

ラウィーカンラヤーというホテルです。

その敷地内にはいくつかの棟があり、

カフェもあります。

 

敷地内にある建物やカフェでのランチの様子は、

以前こちらのブログに書きました。

note.com

 

ここは建物も素晴らしいのですが、

庭にはたくさんの樹木があり、

庭というより、庭園という感じです。

タイの樹木をいろいろ知るきっかけにも

なりました。

リゾートの様子を外から眺めるだけでも

すでに高い樹々に囲まれていて、

その様子が伺えます。

 

今回はお寺ではないので、

参拝ができそうな場所は

入り口のサーン・プラプームです。

 

こちらで合掌後、この門から入って行きます。

 

 

 

 

植物園に入っていくかの様なエントランス

 

門をくぐって、振り向いてみました。

門の上には、たくさんの木々が

おおいかぶさるように見えています。

 

すぐに小さな橋があってその左右に

植物があります。

 

まるで植物園の中に入っていくかの

様なエントランスです。

橋の右側です。

 

橋の左側です。

 

庭園内のランプのデザインも素敵です。

 

 

エントランス周りの木々を眺める

 

 

エントランス周りの建物位置関係と

木々のだいたいの場所です。

 

小さな橋を渡ってすぐ右手には

レストランのある建物があります。

その建物のすぐ前に見えるのは、

オレンジジャスミン(ⓞ)の木です。

 

細身の木で、たくさんの葉がついています。

 

一方、橋を渡って、左側の建物の前に生えているのは

ジャスミン(Ⓙ)です。

 

そして、橋を渡ってすこし進むと

ランプの向かって右側に細い木があるのですが…

(写真では右端にわずかに写っています)

 

角度を変えて撮りました。

これは、シュガーアップルツリー、

日本語では釈迦頭(しゃかとう)と呼ばれる

実のなる木です。(Ⓢ)

タイ語ではノイナーといいます。

2つのランプの間に生えています。

 

ご一緒した友人が指さす方向を見ると、

ちょうど実がなっていました。

 

余談ですが、バンコクには日本人に人気の

PARDENというカフェがあるのですが、

そこにはこのノイナーの時期になると、

ノイナーパフェがでてきます。

 

 

ラウィーカンラヤーの庭を眺める

 

 

エントランスから庭園内に入って行きます。

ラウィーカンラヤーの庭園内の建物の

配置は下の様になっています。

 

①から⑤の場所に立って撮った

庭園内の様子です。

 

①から見える庭の様子

 

②から見える庭の様子

 

③から見える庭の様子

 

④から見える庭の様子

 

上の位置から少しだけ前にでて撮った

建物と木々の写真がこちらです。

 

⑤から見える庭の様子

 

 

庭の木々をゆっくり眺める

 

次は、樹木にフォーカスしながら、

庭園内の木々を眺めていきます。

木が立っているおおよその場所を表わしたものが

下の図です。

AからHまで8つの木を眺めます。

 

この庭でひときわ大きくどこからも目立つ

樹木Aは、バニヤンツリーです。

 

少し近寄って撮りました。

 

さらに近寄ると太い幹が見えます。

 

太い木の根元には供え物がありました。

 

この大きなバニヤンツリーは初めの見取り図の

ドークパヨム棟の前にあります。

この木を起点に庭の木を先の図の

AからHまで、時計回りに見ていきます。

 

樹木Bは、フランジパニ、日本語では

プルメリアと呼ばれているものです。

 

樹木Cは、セスバンツリーです。

細い木で下の方で2つに分かれています。

 

樹木Dは、実がありませんでしたが、

マンゴーの木です。

 

次は、プール脇とレストランのある

建物の間にある樹木Eです。

イエローオーキッドツリーです。

 

角度を変えて撮りました。

レストランの建物の前に出ている

椅子の後ろに見える木です。

 

樹木Fは、8つの中で1番門に近いところに

あります。

門の脇にある建物を右手に、

レストランのある建物を正面にみて立つと、

左手側にあり、木は幹から2つに分かれた

Y字の様な形をしています。

 

上の方は逆光になってしまいますが、

背の高い木です。

 

これはタイ料理にも使われる

タマリンドの木です。

 

次の2つの木は、初めの樹木Aと

ほぼ横に並んでいます。

先ほどの図でもわかるように

樹木Gが手前、その奥に樹木H、

さらに奥にあるのが最も大きな樹木Aです。

 

樹木Gは、シーフィグツリーです。

 

葉が豊かに生い茂る木です。

 

ちょっと角度を変えて撮りました。

 

最後は、樹木Aの横にある樹木Hです。

庭の中の方から撮りました。

2つの木が重なっていますが、

手前の細く、Y字型に分かれている木が樹木Hで、

樹木Bと同じ、プルメリアの木です。

 

上の写真の後ろ側に写っている建物を背にして

撮った写真が下記です。

 

上の写真を横向きに撮ったのが

下の写真です。

右端の木が樹木Bです。

写真では並んで見えますが、実際は

樹木Bはプールの近くに立っています。

 

中央が樹木Hで左端の木が樹木A。

Aに戻り、これで庭の木を眺めながら

1周したことになります。

 

さて、暑いタイの気候ですが、

樹木が作ってくれる

小さな日陰の下の椅子に、

もう少しもたれて庭を眺めて…

その後は庭園の外にでます。

 

 

庭園の外の木々を眺める

 

庭園に入ってきた門の外には駐車場があり、

1番初めに合掌したサーン・プラプームは

その駐車場の敷地内にあります。

駐車場の配置は下記のようになっています。

 

駐車場で樹木の名前がわかるのは樹木Zと

樹木X,Yです。

 

門をでて初めに目につくのは、樹木Zで

レインツリーです。

 

そして、門から入ると最初に見えるのが、

縦に2本並んだ樹木Xと樹木Yです。

その2本を横から撮りました。

 

これは、庭にもあったセスバンツリーで、

庭では樹木Cとしています。

門から見て手前の木の下には巣箱がありました。

 

 

ラウィーカンラヤーで出逢った樹木

 

 

 

さて、最後に駐車場からもう1度

全体を眺めて今回の樹木を眺めながらの

お庭散策は終了です。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi