タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算17年。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

60番 人を水から守る仏像のあるお寺

ワット・イアムウォラヌット バンコク

 

サワディーカー。

@yayoiです。

 

このお寺は、以前、タイ国立銀行博物館を

見学する際、近くに参拝できそうなお寺は

ないかとGoogleマップで探して参拝した

お寺です。

 

フォトジェニックな派手さはありませんが

言い伝えある仏像が祀られていて、

木に囲まれた庭の木陰が涼しく、

とても癒されるお寺です。

 

 

 

 

お寺の歴史とエントランス

 

お寺の歴史を探してみると、

1784年ころに建てられたお寺で、

もとはワット・マイトーンクン

(วัดใหม่ท้องคุ้ง)という名前でした。

 

この名前の由来は、以前ここにあった

バーンクンプロム運河に関係があるそうで、

運河はトートガティン

(僧に衣を献上する行事)のボートの往来に

使われていました。

 

現在は通りになっていて、運河の名前がお寺近くの

交差点に残っています。

 

この交差点の上の通りは、

ラーマ8世橋へとつながります。

 

その後、お寺の建物は大部分修復され、

名前もワット・プラットヌット

(วัดปลัดนุช)となりました。

 

KingramaⅤの時代になって、

イアムおばあさんが

その信仰から布薩堂を建てたので

現在の名前になっています。

同時に、寺の中を通るように

サムセーン通りが作られました。

そこで、通りをはさみ、

チャオプラヤー川側は政府の敷地

(現在はタイ国立銀行など)となり、

残りはお寺の敷地となったそうです。

 

Googleマップで位置関係を見ると、

右下の方の赤い〇がお寺、

サムセーン通りとウィスットカサット通り

(Wisut Kasatと表示)が

交わるところに交差点があります。

 

お寺の門です。

 

この門を通りの反対側から撮りました。

 

門には法輪が施されています。

 

入るとすぐ前に布薩堂があり、

布薩堂を前にみて、向かって

右手側は駐車場とサーラー。

 

サーラーは閉まっていましたが、

私達が参拝している間に開いたようで、

ここで参拝者がお供え物などを

準備することができます。

 

左手側に参拝する場所があります。

それは、鐘楼脇のプラ・シーワリーです。

 

このプラ・シーワリーは阿羅漢ですが、

参拝すれば幸運をもたらすと

信じられています。

 

その横にもサーラーがあります。

 

 

布薩堂前の仏像を参拝する

 

門を入るとすぐ目の前に見える

布薩堂です。

 

破風部分には法輪が施されています。

 

布薩堂の横はあまりスペースがないので、

真横から布薩堂を写真に撮るのは

難しいのですが…

 

カムペーンゲーウと呼ばれる

低い塀に囲まれていて、

そこから数段上がると入り口があります。

 

その塀の合間から布薩堂にぴったりと

くっつけて置かれている結界石が

見えます。

 

門から見える側の扉は閉まっていますが、

この扉の間にある仏像は貴重な仏像です。

 

ルアンポー・バーンプラシッティチョーク

(หลวงพ่อบางประสิทธิโชค)です。

 

この仏像は溺れて亡くなった方の

供養のために、

二度と水が人の命を奪うことが

ないようにと造られた仏像ですが、

安置されているところは

干ばつが生じるという信仰も

あるようです。

 

 

ご本尊とバーンクンプロム宮殿

 

布薩堂を参拝するために

お堂の裏手にまわりました。

 

途中、僧衣を干しているところがあるので、

触れないように気をつけて通ります。

正面にあるのは僧房です。

 

扉の方へ向かいます。

扉は閉まっていましたが、

押して中に入ってよいということなので

参拝することができました。

 

お堂に入って撮ったお堂内部の様子です。

 

お堂の天井部分です。

 

ご本尊です。

ルアンポー・サーラパットチャン

(หลวงพ่อสารพัดช่าง)です。

この仏像の名前は以前安置されていた

お寺の名前です。

 

Googleマップにバンクンプロム宮殿と

表記された場所があります。

ここにはもともと、

ワット・サーラパットチャンという

お寺があった様なのですが、

宮殿を造るために取り壊され、

ご本尊はこのワット・イアムウォラヌットに

移されたそうです。

 

Googleマップで位置関係をみてみました。

橋の手前に青い文字で書かれているのが

その宮殿、右下の赤い〇がこのお寺です。

 

KingramaⅤが、ドイツに留学していた

ナコンサワンウォラピニット王子

のために建てた宮殿です。

 

ペッチャブリー県のバーンプン宮殿などの

デザインを手がけた

ドイツ人技師の設計ですが、

王子のお住まいのためだけでなく、

他の用途でも使われ、現在はタイ国立銀行の

建物として使用されています。

 

門の間からちょっと覗いてみます。

 

宮殿の現在の様子はこちらです。

 

その様ないわれのあるご本尊を

少し斜めの角度から撮りました。

 

布薩堂を後にし、庭の方へ向かいます。

右手に写っている建物が布薩堂、

左手側の木がある所から庭のように

なっています。

 

 

参拝所がたくさんある癒しの庭

 

木に囲まれ、日陰にほっと一息つける

庭があります。

 

入って行くと、向かって右側には

中国スタイルの祠、中央に高僧のお堂、

左手側にブラフマーの像が祀ってあり、

高僧のお堂の裏手だった思うのですが、

涅槃の仏塔があります。

 

向って右側の方の建物から参拝していきます。

 

 

中国スタイルの祠を参拝する

右手側に見える中国スタイルの祠です。

 

天井部分です。

 

中にはたくさん仏像が祀られていますが、

代表的なものは3つあります。

まずは観音様。

 

こちらは弥勒菩薩。

 

薬師如来像です。

 

高僧のお堂を参拝する

次はその隣の高僧のお堂です。

 

階段を数段上がり、お堂に入ります。

 

お堂入り口です。

 

お堂の中の様子です。

納骨堂にもなっているようです。

 

ルアンプー・トゥアットの像です。

 

お堂を出て次は、確かすぐ裏手にあったと思う、

涅槃の仏塔です。

 

こちらも階段を上がって行きます。

 

中に祀られているのは、対の仏足跡を

施したお棺のレプリカです。

 

ブラフマー神に参拝

最後はブラフマー神です。

 

こちらも数段の階段を上がります。

 

このブラフマー神は顔が5つ、

手が10本あるとても珍しい像です。

 

いろいろな角度から撮った写真が

ないので、またいつか参拝して

5つのお顔すべてを拝顔しようと

思います。

 

庭での参拝も終わりました。

木の影から布薩堂が見えます。

 

布薩堂の方に近寄ります。

 

そこから門へ向かいます。

 

お寺の敷地内から門をみると

門の上の方にラーフーが施されていました。

 

これで今回の参拝は終了です。

 

 

<ワット・イアムウォラヌット>

 

正式名称  วัดเอี่ยมวรนุช

       ワット・イアムウォラヌット

 

所在地  Samsen Rd, Ban Phan Thom,

     Phra Nakhon, Bangkok 10200

     Thailand

 

 

 

今回の記事は

MGRonlineのサイト及び、

お寺の案内表示板などを

参考にして書きました。

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi