大船観音寺 日本
サワディーカー。
@yayoiです。
電車の中から見る美しい観音様!
私の地元は神奈川県の茅ヶ崎市。
子供のころから家族でのお出かけで乗る電車は東海道線。
以前は湘南電車とも言われました。
私には妹、弟がいて、湘南電車の4人がけボックスシートの窓側
は二つを兄弟3人で取り合い。その理由はもちろん子供は
窓側が大好き。
そして、私の理由は大船を通るときに見える大船観音。
電車の中から見える白い観音像は美しく心にやすらぎをもたらす
存在でした。
茅ヶ崎から東京の方に向かう電車が大船駅に入る手前に車窓から
左側を見ていると上の方に観音様が見えてきます。
車内の他の子供たちのきれいだねという声も聞こえてきます。
今のようにスマートフォンがなかったから、ゆっくりと外を
見ながら出かけていたのです。
幼いころからキリスト教の学校に通っていた私の目には、
何の宗教の何の仏像かわからなくても、ただただ美しい
ちょっとうつむいたようなお顔は、安堵感をもたらしてくれる
存在でした。
その気持ちは子供のころから大人になった今でも全く変わら
ない。そして、大船駅を通る電車に乗るときはいつも進行方向
左側に陣取る私の習慣も変わらないのです。
観音様に直接会いに行った日!
今日は大船駅で下車して、初めて近くまで行って手を合わせる
日。
初めて訪れた大船観音ですが、駅から歩いて数分の立地です。
こんなに近いのになぜ、今まで電車の中から眺めているだけ
だったのでしょう…
わかりませんが、遠目に見てるだけで充分美しくて満足して
いたからだと思います。
駅の歩道橋から見える、緑に囲まれた観音様です。
さて、いよいよここが入り口です。ちょっと坂を上って行きます。
車通行止めのコーンにもかわいいお坊さんが。
坂を登りきって、こちらが大船観音寺の山門です。
ついに念願の観音様とご対面!
では階段を上がりながら一歩一歩、近づいて行きます。
かなり大きく見えるくらいまで上がってきました。
いよいよご対面です。
観音様の前から撮りました。
やっぱりきれいです。みとれてしまいます。
ここから観音さまの周りを一周して線路側からは見えない角度で眺めてみましょう。
観音様の横顔です。
さらに、後ろにまわると観音様の体内に入ることもできます。
夏なのに、中にはいればちょっとひんやり感じます。
また、正面にもどってくると柔和なお顔立ちに癒されますね。
子供の頃は、優しいお顔に憧れ、おとなになった今は白い肌にも憧れます。
大船観音寺の歴史!
この観音像は、観音思想の普及と世相の浄化のために、昭和2年
より建築が始まったものの、世界恐慌のあおりを受け、一旦は
工事を中断しましたが、再開されて完成したようです。
大船観音協会によって運営されていると同時に、観音像を参拝
する信者から、信仰の場への移行という要望が強くなり、
原爆犠牲者慰霊碑が祀られたり、信仰の場としての曹洞宗大船
観音寺として現在に至っています。
入口の寺務所でうちわをいただきました。
同じく、いただいた大船観音MAPとパンフレットです。
今回。本堂を参拝できなかったので、この次は本堂を参拝しに来たいと思います。
< 大船観音寺 >
所在地 神奈川県鎌倉市岡本1-5-3 〒247-0072
Tel 0467-43-1561
ウェブサイト http://www.oofuna-kannon.jp/
アクセス JR東海道線 大船駅より徒歩7分
この記事は、最初は私の日常の駐在生活ブログ
にアップしたものでしたが、それを削除、加筆して
こちらのサイトに載せました。
@yayoi