タイのお寺に魅せられて  ~タイ百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きなLuna(流転那)(旧@yayoi)です。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

23番〖タイの金閣・銀閣〗川沿いにあったタイの金閣寺

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ワット・パークナムジョーロ― チャチュンサオ県

 

 サワディーカ。

@yayoiです。

 

*この記事は、当初は2020年1月28日に投稿した

 23番目のお寺、

    ワット・パークナムジョーローの

    リライト記事です。

   

ある週末、ずっと行きたいと思っていたチャチュンサオ県の

ガネーシャを急遽見に行くことになり、その時に

わざわざ近隣の県まで行くなら、他に行かれそうな

お寺ないかな...と探していたら見つけたお寺がここです。

 

まあ、ここまで細かく金色に仕上げたお寺も

珍しいですが、もっと珍しいのは

このジョーロ―というお寺の名前。

これは何と!軍の攻撃の作戦の名前だそうです。

お寺の名前に軍の作戦名がついている。

どんな歴史のあるお寺なのでしょうか...

  

お寺の三門です。

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車で三門をくぐると遠目に見える金色のお堂。

 

三門をくぐってから車を降りて

お寺の方からみる三門を撮りました。

門の向って左隣に見える金色の屋根の建物は売店で、

私が行った4月はチャチュンサオ県はココナッツの

時期。ココナッツの実1つ20バーツくらいで

販売していました。

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そんなに大きな敷地ではありません。

まっすぐ行くと左手側にサーラ―(あずまや)が

あり、お供え物が用意されています。

 

その後ろにはブッダが祀られています。

 

そのブッダの後ろは菩提樹です。

 

菩提樹の前にも横幅広いサーラ―があります。

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中はがらんとしていましたが、布がかかっているのは

何でしょうか。でもいつか

寝釈迦仏が安置できそうな大きさでした。

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金色に輝く御本堂を外から眺める!

 

青い空に金色に輝くお堂が映えます。

素晴らしい御本堂!

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お堂の前に見えるアーチ。

アーチをお堂を背にして撮りました。

 

お堂の正面です。

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御本堂を正面から見た時の、お堂の周囲の回廊の

部分にはエラワン。

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屋根飾りをアップで撮りました。

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御本堂をとりまく結界(タイ語ではセマー)。

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結界の中にある結界本体(タイ語ではバイセーマー)。

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階段の前には他のお寺にはない特徴ある動物がいます。

身体は鳥のようなガルダで頭が象のような鳳凰。

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真横からみるとわかりやすい。

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お堂の周囲をとりまく回廊の横側を支えているのは

ハヌマーン(白いサル)。

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お堂の四隅を鬼が護っています。

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お堂を別角度から撮りました。

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金色に輝く御本堂を中から眺める!

 

さて、ここで御本堂の中に入ります。

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入口の上の飾りが美しいです。

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お堂の中ですが、金色に輝き、なおかつ

ライトで照らされ、写真が外の様には

輝かしく撮れませんでした...

入口から入ってすぐに撮った御本堂全体です。

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御本尊に近寄って撮りました。

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ブッダが座られている台座部分に近づいて

撮りました。

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御本尊の上の天井に近いところにも

たくさんの仏像が祀られています。

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御本尊がご覧になっている風景、入り口の

上の部分です。

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天井です。

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壁も金色で壁画などはありません。

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扇風機も金色に!芸が細かい。

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聖水(ナムモン)です。

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金色に輝くブッダの中に入る!

  

そして、御本尊の下をくぐるところ。

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細い通路が右手側にあります。

 

中ももちろん扇風機まで金色。

 

全て金色の仏像がたくさん祀られていました。

左側から出てきたところです。 f:id:at_yayoi:20200127231003j:plain

 

  

金色に輝くお堂を川から眺める!

 

御本堂から外に出て、お堂の左側をちょっと行くと川です。

お寺はバーンパコン川沿いに建っています。

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船着場も金色に輝いています。

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川の方からみるアーチです。

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川の方からみる御本堂です。

ちょうどお坊さんがいらして僧衣のオレンジと

お堂の金色がきれい。

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このお寺は、200年くらい前に建てられ

アユタヤ後期あたりはもとは僧院だったそうです。

 

この川の周辺はトンブリー朝の王であるタークシン王の

軍とビルマ軍との戦地で、このお寺の名前に

なっているジョーロ―とはタークシン王が

ビルマ軍を攻撃する際に、水路を単独船でこいできたと

相手に思わせ、周りを取り囲むという計画のことで、

タークシン王の勝利の記念の仏塔もあったそうですが

水で浸食されすべて崩壊してしまいました。

 

そこでここに新たに金色のお堂が建てられ、1999年に

完成したとのことです。

建てられ始めたのは1950年からということで

50年近くたっていますから、一応完成形という

ことなのだと思います。

 

そして、2021年12月に私が再訪した時には、

お堂と川の間に金色に輝くタークシン王の像が

祀られていました。

 

後ろ姿も撮りました。

 

 

タークシン王の祠

 

前回訪れた時は、人が多く、参拝できなかった

タークシン王の祠です。

 

前回、参拝したときにはお堂の前に

ブッダが祀られていましたが

今回はいらっしゃいませんでした。

2019年4月に参拝したときに

タークシン王の祠の前に祀られていた仏像です。

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お堂の入り口です。

 

刀を献上することができるようです。

 

中はタークシン王を中心に

たくさんの金が貼られた像が祀ってあります。

 

こちらではタークシン王は

静かに座っておられます。

 

 

金色に輝く御本堂の周りは他にも見所が!

 

タークシン王の祠を参拝後に

お堂を背にして、

布薩堂を撮りました。

 

タークシン王の祠の横のサーラ―。

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金色の鐘楼。

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そこからちょっと視線を移すと

駐車場の端に目立つ大きな立像が

見え、その後ろにも小さなお堂があるのです。

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そのお堂の中に祀ってあるブッダ。

御愛嬌のあるお顔立ち。

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ブッダの指の長さが一緒で美しいです。

 

この祠を裏手にまわって撮りました。

 

さて、駐車場の端に見える大きな

ブッダの立像の下は中に入れるように

なっていました。

 

この横にもう1つ、

小さな金色の祠があるので先に

参拝します。祠と中の様子です。

 

最後に立像の下のお堂を参拝します。

 

左右に部屋があるようです。

ちょっと別世界へと引き込まれそうな

雰囲気です。

 

左側の扉から入ります。

 

天界でしょうか。

左側の部屋の中と天井の様子です。

 

左右に二つ部屋があると思っていたのですが、

中でつながっています。

直接もう1つの部屋に入れるはずでしたが…

 

地獄を抜けなければ行かれませんでした。

 

もう一つの部屋へと急ぎます。

 

こちらには、天界へとお帰りになった

タイの国王が描かれているようです。

 

というわけで、現実に戻れるでしょうか…

 

戻ってきました。外に出ると、

駐車場の向こうには、金色の布薩堂が

見えています。

 

これで今回の参拝は終わりです。

 

  

< ワット・パークナムジョーロー >

 

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 正式名称 วัดปากน้ำโจ้โล้

      ワット・パークナムジョーロ―

 

所在地  ถนน วนะภูติ ตำบล ปากน้ำ อำเภอบางคล้า

     ฉะเชิงเทรา 24110

     Wanaphut Rd, Pak Nam, Bang Khla District,  

     Chachoengsao 24110

 

 

 

今回の記事は

Thailand Tourism Directoryのサイトなどを

参考にしながら書きました。

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi