ワット・パンタウ チェンマイ県
サワディーカ。
@yayoiです。
チェンマイに住む友人の案内でするお寺巡り。
ちょうど1年くらい前、2019年3月のことです。
最初に行ったお寺は
ワット・ジェディールアン。
そのすぐ北側にある小さなお寺
それがこのワット・パンタウです。
敷地としては小さいのですが、
約500年前、ワット・ジェディールアンと
同じころに建てられたお寺であり、
ワット・ジェディールアンと
関係が深いお寺です。
ワット・ジェディールアンの入り口を出て、
左側に進むと見えてきます。
お寺の入口です。
たくさんの意味あいを持つお寺の名前!
もうほぼ見えなくなってしまっていますが、
お寺の全体図が刻まれたものがありました。
このお寺の名前の
ワット(วัด)は、お寺。
パン(พัน)は、数字の千。
タウ(เตา)は、かまどとか、ストーブの
意味があり、「千のかまどの寺」です。
というのも、このお寺はもともと隣にある
ワット・ジェディールアンの礼拝堂に
安置する仏像を鋳造していたので、
人々は、วัดพันเตา(ワット・パンタウ)と
呼んでいました。
一方、以前はวัดพันเต้าとも呼ばれていて、
(タイ語で書くとタウの綴りが微妙に
違うのですが)こちらのパンタウは、
チェンマイの古い都のランナー言葉で、
意味は、1000倍。「1000倍の寺」です。
1000倍になるのは何かというと...
1度タンブン(徳を積む)に行けば、
1000倍になって戻ってくる!と
言われているのです。
余談ですが、私の友人はこのお堂の前で
1000バーツを拾い、
すぐにタンブンしました。
もとは、王の宮殿?仏間?!
この建物は、もともとチェンマイの
5代目の君主である
マホータラプラテート王のお住まいでした。
横から撮ったお堂全体です。
前方から撮りました。
礼拝堂の入り口には、
北の王家のシンボルである
美しいクジャクが彫られています。
門のアーチにもクジャクが彫られています。
この建物はもう少し北の方、
現在のウィアンゲーウ通りの辺りに
あったようです。
1876年にチェンマイ7代目の君主、
インタウィチャヤーノン王がこの建物は
王宮にあるよりお寺にあった方が
ふさわしいとここに移し、
修復されたとのことです。
何度か修復されているようですが、
最終的には1975年くらいに
大雨の被害にあった土台や外壁を
はじめとする修復が行われました。
御本尊と古い説教壇!
礼拝堂はチーク材でできていて、
ランナー時代のスタイルの造りです。
この礼拝堂には素晴らしい仏像が
2躰、祀られています。
礼拝堂の入り口です。
お堂の後ろの方から撮ったお堂全体です。
太い柱、梁に、歴史を感じるとともに
何とも言えない、
いい色になってきているのを感じます。
御本尊プラジャオパンタオです。
近づいて斜めの角度で撮りました。
真横からみた御本尊です。
そして、もう1躰は、説教壇を背に、
ルアンポータンジャイ仏です。
この説教壇は御本尊とともに
インタウィチャヤーノン王に
よって造られたものだそうです。
前方から撮りました。
説教壇の中に祀られているのは
お経でしょうか。
このお堂は、2019年11月に再度訪れた時は
再び、修復中となっていました。
コムローイ祭りの時は幻想的!
このお寺は外にも見所がたくさん
あります。
まずは、八角形の仏塔。
お寺の1番奥の方には…
奥から入り口の方戻って来る途中の右手側には
菩提樹とその下に仏像。
ここを夜、写真にとれば幻想的ですが
陰暦12月の満月の夜のコムローイの
(またはローイクラトン)
お祭りの夜に写真は撮れませんでした…
この菩提樹までの間は
通路の様になっているのですが、
お祭りのたくさんのろうそくが
奉納され並べられていました。
2019年11月11日撮影。
ろうそくが服に燃え移ったら
危ないと思いつつ、
ぎりぎりの所を通り、さらにその奥へと
思いましたが…
残念!奥までは入れませんでした。
< ワット・パンタウ >
正式名称 วัดพันเตา
ワット・パンタウ
所在地
今回の記事は、
chiangmainews.co.th
thai.tourismthailand.org
topchiangmai.com
などのサイトを参考にして書いてみました。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi