王宮周辺9か所巡り バンコク
サワディーカー。
@yayoiです。
できる限り、バンコクの公共の交通手段、
BTSやMRTを使い、
タイの縁起のよい数字、”9”にちなんで
9か所に合掌しながら、お散歩しましょう。
- KingRamaⅣの像 サランロッム宮殿前
- 市の柱 サーン・ラックムアン
- 大地の女神トラニー
- 第一次世界大戦の義勇兵の記念碑
- 国立劇場敷地内のもう一人のKingRamaⅣ
- バンコク国立博物館のプッタイサワン礼拝堂
- 歴史あるタマサート大学
- ワット・マハタートの副王像
- タイ海軍クラブハウスの祠
- ちょっとブレイク!@River Books Café
この合掌お散歩マップでは、
1回目はBTSスカイトレインの
エカマイ駅、プラカノン駅付近の
合掌スポット、2回目はBTSスカイトレインの
アソーク駅付近からMRTのルンピニー駅付近
の合掌スポットをお散歩してきました。
今回はちょっと方向を変えて、
ワット・ポー、王宮、王宮前広場前の
辺りを合掌しながら歩いてみようと
思います。
下の地図では緑のSの辺りです。
おススメお散歩ルートを作ってみました。
☞ お寺ではなくても、神聖な場所です。
服装や、静かにするなどのマナーを
守って合掌しましょう!
お散歩のコースはMRTの
サナームチャイ駅から出発。
合掌スポットに寄りながら、
サナームチャイ通りを
王宮前広場の北側まで進み、
その後、マハラ―ト通りを通って
サナームチャイ駅にもどるコースです。
お散歩の順番を地図上に示しました。
お散歩の出発は、MRTのサナームチャイ駅。
地上に上がると、サナームチャイ通り。
左手に王宮内の建物を見ながら、
王宮前広場の方に向かって歩きます。
右手側に現れるポリス用のイス。
その奥の方に見えるサランロッム宮殿。
その前に見える祠が今回の1番目の合掌スポット
です。
KingRamaⅣの像 サランロッム宮殿前
#1 王宮の方に向かって立つKingRamaⅣに合掌
台に刻まれているKingRamaⅣの紋章
朝8時半くらいに参拝したので
写真は逆光になってしまいました。
合掌したあと、さらに道路を先に進むと
市の柱ことサーン・ラックムアンがあります。
市の柱 サーン・ラックムアン
#2 バンコクの市の柱に合掌
タイのすべての県に必ず建てられている
サーン・ラックムアン。
そこに祀られている「市の柱」とは、
柱で象徴された国の守護神です。
市の柱を祀った祠です。
中には柱が2本あります。
守護神を祀った祠も隣にあります。
守護神です。
以前、このバンコク王宮前にある市の柱について
書いた詳しい記事です。
thai-yayoi-buddhism.hateblo.jp
ここを出るとしばらく左手側には
王宮前広場が広がります。
広場の奥まで進むと、右手側に
大地の女神の祠が見えてきます。
大地の女神トラニー
#3 髪の毛をしぼる女神に合掌
お釈迦様が瞑想している時に、邪魔をする悪魔たちを
髪の毛をふり絞り大洪水をおこして流してしまう、
大地の女神トラニーです。
ここを参拝したら、道路の向こう側に
エラワン象があります。それを右手に見ながら
王宮前広場をぐるっと囲う様に道があるので、
進むと王宮前広場の反対側にでます。
すると右手側に白い祠が見えてくるので
そちらに向かって通りを渡ります。
第一次世界大戦の義勇兵の記念碑
#4 義勇兵記念碑に合掌
一見、公園のようにみえますが、ここには
第一次世界大戦の義勇兵の記念碑が
祀ってあるそうです。
ここは二つの通りに挟まれています。
参拝後はもと来た通りとは反対の
ナープラタート通りを渡ります。
通りの向こうにみえている
薄いピンクの建物は国立劇場です。
国立劇場敷地内のもう一人のKingRamaⅣ
#5 ピンクラオ副王の像に合掌
ナープラタート通りの入り口から入ります。
入ると正面に見える劇場の建物。
その壁に見えるのは、劇の登場人物たちの顔。
建物の手前の右手側に木が茂っているところがあります。
そこに近づくと像がみえます。
もう一人のKingRamaⅣともいわれる
ピンクラオ副王です。
ラッタナコーシン朝の初めには王のほかに副王の
存在がありました。
このピンクラオ副王は、朝一番で合掌した
KingRamaⅣの弟です。
外国からの書簡にSecondKingと記されていたこともあり、
KingRamaⅣは二人存在するともいわれています。
この国立劇場の隣にあるのは、
バンコク国立博物館です。
次はこちらのプッタイサワン礼拝堂に祀られている
シヒン仏に合掌しましょう。
バンコク国立博物館のプッタイサワン礼拝堂
#6 礼拝堂内のシヒン仏に合掌
13Cにスコータイの王が手に入れ、その後この仏像は何度も
移動させられたというシヒン仏。
北伐の際にKingRamaⅠの副王が持ち帰ったと
いわれています。
バンコク国立博物館、国立劇場、
タマサート大学などこの辺りは、
もとは副王宮殿でした。
シヒン仏はその副王宮殿に建てられた
プッタイサワン礼拝堂に安置されて
います。
プッタイサワン礼拝堂です。
シヒン仏を後方から撮りました。
(バンコク国立博物館は入場料が必要ですが、
このプッタイサワン礼拝堂は入場券なしで
手を合わせるために入ることが可能です。)
歴史あるタマサート大学
#7 タマサート大学の祠でブッダに合掌
バンコク国立博物館の隣にある建物は、
タイで2番目に古い歴史のあるタマサート大学。
入ってすぐ左手側にある守り神、
サーン・プラプームです。
ここを左手に見ながらまっすぐ進むと
祠があります。
階段を上がって入ってみました。
大学の50周年を記念して造られた
Phra putta tamma titi sasadaaという
仏像です。
参拝後は、大学構内から出てもと来た道に戻ります。
大学の敷地はナープラタート通りと
プラジャン通りの角から広がります。
プラジャン通りの突き当りには
タープラジャンという船着き場があります。
プラジャン通りに入らずに道路を渡ると
すぐにワット・マハタートがあります。
ワット・マハタートの副王像
#8 スラシンハナート副王像に合掌
このお寺を修復したスラシンハナート副王の
立像があります。
お寺の入り口は逆側にあり、
寺院内にはスラシンハナート副王を
祀った祠もあります。
以前書いたこのお寺についての記事です。
さて、ここまで王宮前広場を左手に見て、
国立劇場、国立博物館、タマサート大学、
ワット・マハタートに寄り合掌しながら
ナープラタート通りを歩いてきました。
さらに通りを進むと、
左右にシラパコーン大学のキャンパスがある
シラパコーン通り(プラヤーペット通り)に
ぶつかります。
そこで道なりに右折し、シラパコーン通りを進むと
チャオプラヤー川に最も近く、川と並行している
マハラート通りにでます。
通りにでたら左に曲がって進むと、
やがてターチャーンという船着き場が
右手側に見えて来ます。
写真は川を背にして見た船着き場の
様子です。
この船着き場を右手に見てさらにちょっと進むと
船着き場の隣の敷地は海軍のクラブハウスです。
タイ海軍クラブハウスの祠
#9 クラブハウスの祠で合掌
タイ海軍のクラブハウスの入り口を入ると
右手に祠があります。
祠の横には売店があります。
また敷地の奥には海軍のクラブハウスがあります。
その隣には一般でも入ることができる
タイ料理とマンゴーシェイクが美味しい
レストランがあります。
参拝後はこの敷地から出て、
マハタート通りをさらに進むと
左手側は王宮の壁が続いています。
一方、右手側にはチャオプラヤー川の手前に
王室の船着き場のサーラーが見えてきます。
左手にはワット・ポーが見えて来ます。
ワット・ポーは通り過ぎ、しばらく進むと
ミュージアムサヤームの裏手に出ます。
ちょっとブレイク!@River Books Café
通りをはさんでミュージアムサヤームの裏門の
反対側にある小さなカフェ。
この王宮周辺に一人で来るときに
寄ったりします。
本に囲まれた小さな部屋でお茶を飲むと
家にこんな書斎があったらすてきだなと
いつも思います。
本だけでなく、モンスーンティーや雑貨も
ちょっと売っています。
たくさん歩いたので、休憩。
今回のお散歩コースで、
お手洗いがあるのは、バンコク国立博物館と
こちらのカフェ。(←とてもきれいです)
ずっと欲しかった本。
来るたびにたずねても、再販するとだけ言われて
いたのですが、数回目にやっと購入することが
できました。
カフェを出たら、ミュージアムサヤームの脇の
細い道を進むと、右手側に今回のお散歩コースの
出発点サナームチャイ駅がでてきます。
サナームチャイ駅はこの入り口から入ると、
お手洗いまで遠いです。
(しかも駅員にお願いして案内してもらわなければ
入れません。)
それで先ほどのRiver Books Cafeがおすすめです。
以上で今回のお散歩は終わりです。
一部、書籍「Inspirations」を参考に
書いています。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi