ワット・フアイプラーカン チェンラーイ県
サワディーカー。
@yayoiです。
チェンラーイ県の高台に位置する
あるお寺に行き、そこから町を眺めてみると
白く浮き出るような像を発見。
ズームして撮ると観音様らしきお姿。
私がお近くでお姿を拝見し
参拝することができたのは、
その2日後のことでした。
観音様に近づいていく
車の中から見える標識。
観音様がいらっしゃるお寺はもうすぐです。
道路を走る車窓から見えてきた観音様から
目が離せません。
仏塔の塔頂部分も見えて来ました。
前の車に続き、建物の間を入ります。
駐車場に着きました。
お寺の敷地を見渡す
このお寺は、敷地自体はとても広そうですが、
参拝するところは、布薩堂、仏塔、
観音像と1つにまとまっているので、
比較的歩きやすいお寺です。
ただ、この3か所、仏塔も観音像も
参拝する場所が盛りだくさんなので、
2時間くらいは時間が必要でした。
駐車場からちょっと上の方を見渡すと、
右手側に布薩堂と仏塔。
左手側の小高い丘に観音様が
座っていらっしゃいます。
まずは布薩堂から参拝
この3つの建物の中心にあるのは
布薩堂です。
初めに布薩堂を参拝します。
布薩堂は前面にあり、観音様はかなり後方の
丘の上に座っていらっしゃいます。
観音様はかなり大きいのですが、
この写真だと布薩堂が大きく見え、
距離感がつかみにくいかもしれません。
布薩堂の前の階段にはナーガ(ヘビの神様)が
います。
布薩堂を横から撮りました。
屋根にもナーガがたくさんあしらわれています。
布薩堂を正面から撮りました。
漆喰でできた真っ白な布薩堂です。
破風部分です。
ナーガの階段を上がって行き、
お堂の入り口前から階段の方を振り返ると
ナーガの胴体と天人が見えます。
そして左手側前方には観音様。
お堂の横側を通っていきます。
お堂の裏手側を眺めます。
再びお堂の前にまわって
お堂の入り口です。
お堂の中に入り、お堂の後方から
お堂全体を撮りました。
ご本尊様です。
ご本尊様に近寄って撮りました。
別角度から撮りました。
真横から撮りました。
布薩堂の壁には漆喰のモチーフで
ブッダの一生が描かれています。
ブッダの後ろ側の出入り口の上に誕生の部分。
四門出遊の老人病人死人出家者。
落髪の部分。
苦行。
悟りをひらいた瞑想。
初めての説法。
涅槃。
他にはジャータカ(ブッダの過去生のお話)も
描かれていますが、
ご本尊様がご覧になっている部分、
つまり出入口の下には、
忉利天で亡き母のため説法をして
帰って来る場面が描かれています。
将来的には色が塗られるのかは
わかりませんが、ここで参拝を終え、
布薩堂の外に出て隣にある仏塔を目指します。
9階建ての層塔の仏塔
布薩堂の横には中国とランナー美術を
合わせたようなデザインの仏塔があります。
この仏塔には、
プラ・マハーポップチョークタンマジェーディー
(พระมหาพบโชคธรรมเจดีย์)
という名前があります。
こちらでは仏塔の前に立つと、
階段のナーガがぐっと
迫ってくる感じです。
ナーガのウロコの間からみえる観音様。
この仏塔は、周囲を小さな仏塔12基が
囲んでいます。
各層の屋根にもナーガがいます。
仏塔に入って行きます。
まず1階です。
サンダルウッドの木で作られた
観音坐像が祀ってあります
この坐像の頭のあたりがちょうど2階です。
2階は1周できる通路の様になっていて、
観音立像があります。
3階も同じような通路の様になっていて
遠目に座像が感覚をもって
祀られているのが見えます。
4階にあがってくると、ソートン仏が祀られています。
ここまで上がって来ると、隣の布薩堂の屋根の
上の飾りが真横に見えます。
5階は千手観音が祀ってあります。
屋根飾りのナーガの向こう、
布薩堂と遠くに景色が見え始め、観音様の
台座と並ぶくらいの高さです。
車で入ってきたときは茶色い建物の間を入っていくかの
様にみえましたが、後ろから遠目にみると
門の様な2つの塔であることがわかります。
6階は高僧の像が祀られていて、観音様は
ほぼ真横に見えます。
7階には瞑想するブッダ。
観音様のみならず雲も近いです。
階段がきつくこの辺りまで上がるともう
ほとんど人には出会いません。
(何とかトレーニングが続いているのも
10年後もここまで上がって来たいから
やっているようなものです。)
何とかたどり着いた8階で
迎えてくださるのは、笑顔の布袋様と
静かに微笑みをたたえている観音様。
さて、最後は螺旋階段で最上階です。
9階までたどり着きました。
心なしか下に見える観音様。
布薩堂を完全に見下ろしながら、
向こうの山のどこかに、2日前に
この観音様を遠くに見た小さなお寺が
あるはずだと景色を眺めます。
あとは、もと来た階段を下って
仏塔の参拝は終わりになります。
次はいよいよ観音様を参拝します。
記憶が定かではありませんが、
観音様にお会いするには、かわいい
車で連れていっていただいたような
気がします。
後編へ続きます。
お読みいただきありがとうございました。
@yayoi