タイのお寺に魅せられて~アジア百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算16年目。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

18番 白い三門に、白い開かずのお堂が美しいお寺

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 ワット・スアンプル― タイ

 サワディーカー。

@yayoiです。

 

BTSスカイトレインのサパーンタクシン駅付近は

意外にもお寺が多いのですが、このお寺もその一つ。

 

友人が行ってみたいお寺の候補に挙げてくれなければ

気がつかなかったほど小さいお寺なのですが、

検索してみたら、美しい白い三門とお堂をぜひ

一度見てみたくなりました。またお寺の名前にある

スアンプル―というきれいな響きに魅かれて

行ってみました。

 

 

 

 

行くまでのジャルーンクルン通りは、市場に果物が

並んでいたり、仏具屋さんがあったり、車の通りが多く

活気ある通りです。

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以前、行ったお寺、12番ワット・ムアンケ―は、

ここをもう少し行ったところ、

同じ通り沿いにあります。

www.yayoi-thainootera.net

 

  

小さいお寺に三門が3つ!

 

 

今回は、この緑色の案内表示には、ワット・スアンプルー

スクールの表示があるのでこの先を入りました。

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実はこのもう少し先に行くとジャルーンクルン通り沿いに

三門があり、そこからも入れます。

その三門はこちらです。

 

 

今回の行きは、学校の表示の方から入りました。

入ると静かな通りになりました。

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ちょっと行くと、右側に三門が見えてきます。

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お寺の三門です。とても美しく大きいです。

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通りをはさんで三門の

正面に車が停まっていて、正面から撮るのが

難しかったので別角度から撮影しました。

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お寺はきれいな柵に囲われています。

決して長くないこの柵のもう少し先にも

同じような白い三門があるのです。

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三門をくぐって少し進むと、本堂が見えてきますが、

目の前が駐車場で、お堂は木の影です。

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もとは中国系の人の信仰が基礎のお寺!

 

 

このお寺の歴史を探ってみると、このお寺は

元の名をワット・クローンローム

(วัดคลองล้อม)といって、当時、お寺の辺りは

チャオプラヤー川支流の運河で、その名に

ちなんだ名前の様です。

 

その運河はスワンルム河口まで流れていく大きな

運河で、シーロム運河と呼ばれていました。

このお寺の辺りの古くからの住民によれば、

お寺の周辺は中国の商船が入って来られるくらいの

大きさだった様です。

現在は、運河は残念ながらシーロムロードに

なってしまっています。

 

イメージがわきやすいようにグーグルマップに

印をつけてみました。左端の青いマークの所がお寺。

黒い線の部分の所がシーロムロードです。

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今のお寺の名前になっているスワンプルーという言葉は、

お寺の周りの敷地で、過去にこの付近の中国系の人が

プルーというビンロウの実を栽培していたことによる

ものだそうです。

タイ語のスアン(สวน)は公園とか果樹園のことです。

 

ビンロウはWikipediaなどをみると

噛みたばこに似た嗜好品ともでていますが

ラッタナコーシン朝の初期の人はマークプルーという

ビンロウの実が、歯を強くし顔をきれいにすると

好んで食べていたようです。

 

その当時、心のよりどころとして、またみなが一つになる

場としてお寺を建てたました。お寺はのちに、

ワット・スアンプル―と呼ばれるようになり

現在に至っています。

 

 

地域の人に慕われた観音様!

 

 

三門を入るとすぐ左手側にある

お堂は閉じられていました。

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そのお堂の隣にあるこのお堂は、

実は池の中にあります。

道路から見るとお堂が3つ、三の文字の様に

並んでいるイメージで、真ん中が御本堂。

こちらは、御本堂を挟んで道路から入ると手前の

道路側のお堂になります。

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後で歴史を探っていたら、このお堂に祀られているのは、

“サーンプラポーサットクワンイム(ศาลพระโพธืสัตว์กวนอิม)”

つまり観音様でした。

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この観音様は、ラッタナコーシン朝初期のKingRamaⅠの

時代のころのもので、この王宮の下の町には

たくさんの中国人が住むようになって、中国人は観音様を

信仰していたから、この辺りに住む人の信仰のために

造られたものであると推定されています。

 

この文をネットで読むまでそんな言われのある

観音様とは知らず…

私が撮った写真を拡大してみました。

金色の美しい観音様です。

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開かずの美しい御本堂!

 

 

そしてこれが御本堂です。

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御本堂の門も扉も固く閉じられています。

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屋根飾りにテパノン(合掌する天女)が見えます。

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テパノン達を横から撮りました。

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門の周りは動物が描かれています。

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そして、御本堂の前には仏塔があります。

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そこには学校が隣接しています。

仏塔の前は運動場?

お寺の学校っていいなぁ…

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御本堂のもう片側のお堂には寝釈迦仏が!

 

 

御本堂を背にすると目の前に仏塔があって、

左手側には学校がありますが、

学校の横にも小さなお堂があります。

御本堂を挟んで、観音様のお堂と反対側、

このお寺の一番奥に位置しています。

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かわいい外観のお堂を

逆の角度から撮りました。

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お堂の窓枠も素敵です。

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お堂の前に参拝するところがあり、

お堂の中がちょっと見えます。

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早速中に入ると...

寝釈迦仏がいらっしゃいました!

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入口を入ってすぐ左手側に祀られているブッダです。

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美しい寝釈迦仏の全身を

頭の方から撮らせていただきました。

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お顔に近寄って撮りました。

話しかけたくなるようなフレンドリーな

お顔立ちのブッダです。

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枕にもテパノンが見えます。

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揃っていない足の形は寝釈迦仏の多いタイでも

あまり、お見かけしません。

揃っていない足の形は寝釈迦仏。

つまり寝ていらっしゃるブッダです。

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寝釈迦仏の前にもいろいろな仏像などが祀られています。

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このお堂に祀られている仏像は、第二次世界大戦の時に、

上から落ちてくる爆弾から守ってくれる奇跡を

おこしたという言い伝えがあり、修復されて

このお堂に祀られているようです。

 

このお堂から見える御本堂です。

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このお堂をでて、お堂を背にすると右側の方に

遠目に見える大きな建物は

チャオプラヤー川の川岸に建つシャングリラホテル。

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このお堂を出て、左手側は先ほどの仏塔と校庭

なのですが、右手側は僧院になっているようです。

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僧院の前に祀られているブッダです。

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僧院を右手に目の前には、入って来た三門とは別に

あるもう1つの三門。形は同じようです。

写真の左端に写っているのは、初めにご紹介した

池の中にある、観音様のお堂。

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入って来た三門と、この門と、ジャルーンクルン通りに

ある三門と、三門は3か所にありました。

 

参拝を終えて、帰りはジャルーンクルン通りに

出て行きます。

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三門を背にお寺の方を振り返ってもう一度見ました。

ここからはお寺が全く見えなくて、お寺が

あるとは思えない風景でした。

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 <ワット・スアンプルー>

 

 

 

正式名称 วัดสวนพลู 

                  ワット・スアンプルー

 

所在地  

 

                  58 Charoen Krung 42/1 Alley,

                  Khwaeng Bang Rak  Khet Bang Rak

                  Krung Thep Maha Nakhon 10500

 

 

今回は

Bangkok District Officeのサイト(タイ語)

http://www.bangkok.go.th/bangrak/page/sub/2945/วัดสวนพลู-Wat-Suan-Phl

Watthaiのサイト(タイ語)

วัดสวนพลู - Watthai

などを参考に書きました。

 

お読みいただき、ありがとうございました!

@yayoi