タイのお寺に魅せられて~アジア百寺巡礼ログ~

タイのお寺が好きな@yayoiです。アジア駐在歴通算16年目。タイで大きく人生が変わりました。タイを起点にアジアのお寺や仏像を研究中!

21番 次はトンネルの中にブッダ!公園内のほの暗いトンネルの中にあるお寺

f:id:at_yayoi:20190618113328j:plain

ワット・ウモーン タイ

 

 

サワディーカ。

@yayoiです。

 

前回、洞窟の中のお寺、洞窟の中にブッダと

きいて行ってみたという話を書きましたが、

今度は、トンネルの中にブッダです。

このお寺はバンコクから北に約700㎞の所にある

チェンマイのお寺です。

 

ワット・ウモーンのウモーンとはタイ語で

トンネルを表す言葉です。お寺はもとの名を

วัดเวฬกัฏ,ฐาราม (Wat Werukattatharam) といって、

その意味は11の竹林寺です。

 

 

古代の王の仏教に対する思いがつまったお寺!

 

 

 

このお寺の歴史を探ると、

もともとこのチェンマイはランナー王国という

マンラーイという王様が建てた

王国のあった土地です。

 

このランナー王国ができたころ

そこよりちょっと南にあるスコータイ王国には

ラームカムヘン王がいて、マンラーイ王は

スコータイのラームカムヘン王と

パヤオからガムムワン王を呼び

都市を作ったようです。

 

チェンマイにある三人の王のモニュメントです。

真ん中にいるのが、マンラーイ王。

f:id:at_yayoi:20190618113343j:plain

 

そして向って左がガムムワン王、

右側がラームカムヘン王です。

ラームカムヘン王はタイ文字を作った王様で

タイの三大大王のうちのお一人。

 

古代からタイでは王宮と首都ができたら

次に建てるべき大切なものはお寺で、

四方にそれぞれ4つまたは南北の2つにお寺を

建てました。

 

マンラーイ王は王宮と、市内に住む僧が仏教の言葉を

学ぶための4か所のお寺を建て、さらに森の中で

静けさを求めて瞑想する山寺修行僧のための寺を

たくさん作り、衣・食・住・薬をそろえて

支援したそうです。

 

ちなみに、日本では一般的に人が生活していくうえで

必要なものとは衣・食・住(三要素)ですが、

タイでは、一般的に衣・食・住・薬の四要素だと

いわれています。

 

そしてマンラーイ王は、

ラームカムヘン王が、仏教の経典に精通し、

規律に厳格であるという理由からスリランカから

招致した僧をチェンマイにも招くために、

現在ワット・ウモーンのあるこの土地に

お寺を建てました。

 

  

まずは森の中へ!

  

 

車の中からお寺の表示が見えたので曲がると

この先に竹林があるとは思えないごく普通の通り。

f:id:at_yayoi:20190618113344j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113345j:plain

 

その先にありました!

ここが、ワット・ウモーン、(プッタタム公園)

の入口です。

三門はなく、アーチをくぐって行きます。

f:id:at_yayoi:20190618113347j:plain

 

木の多い森のようなところです。

f:id:at_yayoi:20190618113348j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113408j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113339j:plain

 

かなり奥まで来て、やっと

トンネルの表示が出てきました。

f:id:at_yayoi:20190618113335j:plain

 

表示通り、右に向います。

f:id:at_yayoi:20190618113414j:plain

 

さらに進むとトンネルが見えてきました。

f:id:at_yayoi:20190618113407j:plain

 

アソークピラー(アショーカ王の柱)のレプリカ

です。

f:id:at_yayoi:20190618113342j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113338j:plain

  

以前に書いた記事、日本の東京にある九品仏にも

阿育王塔という石柱がありましたが、

こことは全く違うスタイルの塔でした。

www.yayoi-thainootera.net

 

ちょっとトンネルに入る前にこちらの建物へ。

f:id:at_yayoi:20190618113409j:plain

 

トンネル内部の壁画を、実物大のトンネルに

約500年前に描かれた蓮の花と雲を再現したもの。

f:id:at_yayoi:20190618113422j:plain

 

トンネルを左手にみながら、ちょっと奥に進んでも

森は続いています。

f:id:at_yayoi:20190618113406j:plain

 

古い仏像などが残されています。

f:id:at_yayoi:20190618113416j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113402j:plain

 

 

 いよいよトンネルの中へ!

 

 

  

まずは全景を眺めてみます。

トンネルを前に左側から。

f:id:at_yayoi:20190618113350j:plain

 

近寄ってみました。

f:id:at_yayoi:20190618113351j:plain

 

 今度はトンネルを前に右側から。

この角度だと前に3つの入り口があるのが

わかりやすいです。

f:id:at_yayoi:20190618113428j:plain

 

さらに近寄ってみると、真ん中の入り口には

一部周囲にレリーフのようなものがあります。

f:id:at_yayoi:20190618113417j:plain

 

ちょっと記憶が定かではない部分も

ありますが…

トンネルの見取り図を簡単に作ってみました。

文中の( )内の数字はこの見取り図内の

番号の部分に相当します。

f:id:at_yayoi:20190618113318j:plain

 

私達は、向って左側のトンネルから入りました。

入って振り返って撮りました。(入口1)

f:id:at_yayoi:20190618113400j:plain

 

 

壁の煉瓦はこんな感じに積まれています。

壁とトンネルの境目の部分です。

f:id:at_yayoi:20190618113352j:plain

 

天井はひんやりした感じ。

f:id:at_yayoi:20190618113336j:plain

 

入ってちょっと歩いていくと

左手側の空間に仏像が祀られています。(①)

f:id:at_yayoi:20190618113418j:plain

 

そこを通り過ぎてさらに奥へと進みます。

f:id:at_yayoi:20190618113325j:plain

 

階段の突き当りの左手側にも空間があって

そこに祀られているブッダです。(②)

f:id:at_yayoi:20190618113358j:plain

 

そこを右手側の方に曲がると天井が低いです。

f:id:at_yayoi:20190618113426j:plain

 

低いところを抜けて

後ろを振り返って撮りました。

f:id:at_yayoi:20190618113424j:plain

 

そして通り抜けるとちょっと明るくなります。

このお寺で最も大きいブッダです。

後から全体図をみたら、

本堂(อุโบสถ Assembly Hall)は別にあったので

御本尊ではないかもしれませんが…(③)

f:id:at_yayoi:20190618113349j:plain

 

近寄って撮りました。

f:id:at_yayoi:20190618113421j:plain

  

ここだけちょっとトンネルの作りが

変わっていて、ブッダが祀られているトンネルの

周囲はこんな石で固められています。

f:id:at_yayoi:20190618113324j:plain

 

この一番大きなブッダが祀られているところは

トンネルの外側にあった真ん中の入口から

入ってきたところ。(入口2)

 

 

トンネルはさらに続きます!

 

  

ここからの記事に関係がある箇所を記した

簡単見取り図です。

f:id:at_yayoi:20190618113320j:plain

 

さて、この一番大きなブッダを通り越すと

その先の行き止まりのところには

仏像が祀られていますが

かなり暗いです。(④)

f:id:at_yayoi:20190618113355j:plain

 

ここはトンネルの外側にあった

向って右側の入口(入口3)から入ってくると

突き当りの右手側の空間の部分に当たります。

f:id:at_yayoi:20190619122353j:plain

 

この暗い空間を前にして、左手側に階段が

あります。(階段)

f:id:at_yayoi:20190618113404j:plain

 

階段を上がると外に通じる気配!

不思議な安心感が…

f:id:at_yayoi:20190618113420j:plain

 

出口の右手側にブッダもいらして安心。(⑤)

f:id:at_yayoi:20190618113412j:plain

 

やはり外に通じていました。(入口4)

f:id:at_yayoi:20190618113359j:plain

 

目の前は森です。

f:id:at_yayoi:20190618113425j:plain

 

左手側の上の方向には外階段があってたたずむお坊さん。

その後ろにワンちゃん。(外階段)

f:id:at_yayoi:20190618113340j:plain

 

再び中に入り、出口を背にして撮った

写真がこちらです。迷路のようですね。

f:id:at_yayoi:20190618113356j:plain 

左手側にちょっと見える通路は先ほどの

ブッダ(⑤)が祀られているところですが

右手側にも通路があります。

こんな通路です。(天井壁画)

身長150㎝の私が手を伸ばせる高さ。

f:id:at_yayoi:20190618113323j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113333j:plain

  

そしてここでは天井に壁画が描かれた

跡を少し見ることができます。

f:id:at_yayoi:20190618113337j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113331j:plain

  

トンネルの外にあった、

復興チームの再現はこんな感じでした。

f:id:at_yayoi:20190618113410j:plain

 

その1番奥、つまりトンネル全体の1番奥に

祀られているブッダがこちらです。(⑥)

はるばる会いに来ました…

f:id:at_yayoi:20190618113419j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113326j:plain

 

 ここでトンネルは終わりです。

そろそろトンネルの外に向かう時間。

またもと来たところを降りて行きます。(階段)

f:id:at_yayoi:20190618113334j:plain

 

階段を下りて少し左側に行くと

先ほどのブッダが祀られている薄暗い

空間(④)。

ここを左手側に見ながら通り過ぎ

まっすぐ進むとさらに左手側に

もう1つある空間にブッダが

祀られています。(⑦)

f:id:at_yayoi:20190618113401j:plain

 

ここを通り過ぎて直進すると

外側からみると向って右側の入り口

(入口3)からでていくことになります。

 

 

仏塔にむかう階段にはナーガ!

 

 

さて、トンネルから外に出たら、

少し右側の方に行くと

仏塔に向かう階段があります。

f:id:at_yayoi:20190619103006j:plain

 

階段の手すりには立派なナーガ(ヘビの神)。

向かって右のナーガ。

f:id:at_yayoi:20190618113411j:plain

 

向かって左のナーガ。

f:id:at_yayoi:20190619105508j:plain

 

上がると上は広場の様になっていて

すぐ目の前に仏塔が見えます。

f:id:at_yayoi:20190618113327j:plain

 

左手側には鐘楼が見えます。

f:id:at_yayoi:20190618113357j:plain

 

階段の上から撮りました。

結構な高さにみえます。ここを降りてもどります。

f:id:at_yayoi:20190618113341j:plain

 

階段を降りて、ちょっと右手側に行くと

ナーガが祀られています。

f:id:at_yayoi:20190618113354j:plain

 

そこを右手にみながらさらに進みます。

つまり、仏塔へ上がる階段を背にして、

左手側にはトンネル、右手側はプッタタム公園

があるので、公園に向かいます。

 

 

プッタタム公園は仏教の広場!

 

 

 ここがその入り口です。

f:id:at_yayoi:20190618113415j:plain

 

1番奥に大きなブッダが。

像の前に同じく祀られているのはプミポン前国王。

f:id:at_yayoi:20190618113427j:plain

 

他にもいろいろなブッダが祀られています。

f:id:at_yayoi:20190618113413j:plain

 

この広場を左手にみながら進むと池に出ます。

f:id:at_yayoi:20190618113403j:plain

f:id:at_yayoi:20190618113405j:plain

 

ちょっとした公園です。

散歩すると歩きながら瞑想ができるかも知れません。

 

 

ワット・ウモーン

 

 

f:id:at_yayoi:20190618113346j:plain

 

f:id:at_yayoi:20190618113321j:plain

 

 

 正式名称  วัดอโมงค์ สวนพุทธธรรม

     ワット・ウモーン スワンプッタタム

 

所在地  135 หมู่ที่ 10 ตำบลสุเทพ อำเภอเมืองเชียงใหม่ เ

     ชียงใหม่ 50200

     135 หมู่ที่ 10 Tambon Su Thep,

      Amphoe Mueang Chiang Mai,

      Chang Wat Chiang Mai 50200

 

  

  

タイでは地方に行くと

トンネル、洞窟など神秘的な雰囲気の中にある

お寺があり、これからも探してそんなお寺に

行ってみたいと改めて思いました。

 

今回の記事は

ワット・ウモーンのサイト

http://www.watumong.org/web/

を参考に書きました。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

@yayoi